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わたしが想い描く『幸せな介護』とは

皆様こんにちわ!

先日とあるワークをしました。
「あなたにとっての『幸せな介護』を思い浮かべましょう」

『幸せな介護』とは?

その時ふいに思い浮かんだのは…

「言いたいことが言える介護」。

これまで担当してきた方達の中には言いたいことをグッとこらえる方がたくさんおられました。介護を受ける利用者様や家族などなど…。
その中でも今回は主な介護者である息子さん、娘さん、息子さんの奥様等の場面。
「他のきょうだいが〇〇というから。私は△△と思うけど…。」
「兄がこうしろというので従うしかない」

など。

これらの共通点は「最適解が自分なりにあるのに他者の意見によって言えなくなってしまっている」ということ。

自分が正解だと確信できるようなことであれば、もしかしたら言いやすいかもしれません。

しかし、介護とは「生活」そのものであるということ。
「生活」って、千差万別、人それそれですよね?
なので「したい生活」は人それぞれ違う。そして介護は「生活」そのものなので自分の価値観が少なからず反映してしまうのです。
だからこの「介護方針の意見の食い違い」に関しては、「自分の意見も選択肢の一つ」であると同時に「相手の意見も選択肢の一つ」、つまり誰も間違いじゃない。そして良かれと思っての発言がほとんど。

介護方針を決めるとき、誰か特別強い一人の意見によって話し合いの場がその意見に流れてしまうことがあります。

いちばん近くで見ている介護者が「本当は父は、母は、義母は、こうしてほしいと思っているのではないか?」と気づいているのであれば…。その意見が流れてしまうことが非常にもったいないのです。

もしお父様の、お母様の生活に関わるうちに「こうしたいと考えている」と気づいたなら、我慢せず言ってほしい。これはあなただけが知りえる情報かもしれないのです。
私たち専門家はその意見を重大な情報として最大限尊重します。もし他の家族の手前があるようであれば担当のケアマネさんなどにこっそり伝えるのでももちろんOKですよ。

どんな場面でも言いたいことがちゃんと言える。幸せじゃないでしょうか(^^)
言いたいことをちゃんと言ってもらえる支援者でありたいと私自身も思っています。

ここまでお読みいただきありがとうございました~(^^)

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