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Todolistの新提案:「思いつき順」|わたしの豊かさ#35

この記事の見出し画は
画家パウル・クレー《島》です。
カメラロールの中から、ふと良いなと思った絵を選んだのですが、点と線と色彩で表現された島は境界線が引かれていてもすべては同じ線で繋がっているこの世界を現すようで、今回の記事にも繋がる絵だと思いました。パリで撮影しました。

タスクがつんでるときに、Todolistは軽いものから手をつけるとよいとか、午前中に重要な仕事を組み込む等いろいろな手法がある。

わたしもTodolistは日々作っているが、それより大事にしているのが「ふと思いついたときにすぐやる」ということ。

「ふと思いついく」ってほんとはめちゃくちゃすごいことなんじゃないかと最近改めて思う。

ロジカル派な上司に怒られそうだが、Todolist内を見て「思いつき順」にやってもいいんじゃないかと思う。(約束は守る!)

それくらい自分の「ふと」には信頼を置いている。

税務コンサル時代の実体験でいうと、

例えば朝の通勤電車でふと「税制改正で新たに出てきた○○権ってこうゆう時はどうだったかな」と思ってすぐ調べて出勤した日に依頼された仕事が○○権の解釈が必要になる案件だった。とか

ふと「あ、今日はこのタスクからやったほうがいいかも」と思ったことにすぐ取り掛かったら期限はまだあったのに「あの件できてますか?ちょっとすぐ原案送ってほしくて…」と連絡が来た。とか

ふと「この方の資金余力どのくらいだったかな」とインプットしておいたらその後出先で上司に「○○さんの預金いくらくらい?」と聞かれた。とか

そんなたまたま…と思われることでも意識的に取り組めば必然になる。

直感力とかいうのだろうけど、もっとカジュアルに誰にでも日々沸いてきていて普通すぎて無視しそうになるけど実は一番重要なメッセージ、という気がする。

わたしは記録癖があって、気になったことはよくメモに残している。

これに気づいたときのメモには

降ってきたことをすぐやるとうまく回り出す、そうじゃないと全て後手にまわって全部にびっくりしないといけなくなる
びっくりしてたのか

と書いてあった。

わたしは決して効率的でロジカルで仕事がはやい、デキるタイプではなく、だいたいびっくりしているので、世のロジカル思考の方々の手法をどれだけ取り入れようにも彼らのようにはいかないのだ。

当時のメンバーは、スマート時代の申し子のような人や、Newspicksの特番論客に出てきそうな人(?)やハイスペなメンバーに囲まれてお仕事させていただいていたので、わたしに求められていたのは確実にスピードとかではなく、あたらしい発想、機転、柔らかさとかだったと思う。

となればわたしにできることは「ふと思いついたことをすぐやる」こと。

「すぐ」できないって人、実は多い気がする。
そしてこの「すぐやる」が、めちゃくちゃ重要な気がする。

プライベートの実体験でいうと、

ふと浮かんだワードで、すぐ検索したらある土地にたどり着いて、そこでやりたかったことを始められるようになった(ある土地での物語で連載中)、とか。

ふと思い浮かんだ人に、すぐ連絡してみたらちょうど相手も自分のことを考えていて早々に会える日が決まった、会ったら聞きたい内容が今欲しい情報ピッタンコだった、とか。

わたしはこれができる身軽さを手にいれるために前記事「人に合わせない(組織に属さない)」「ゆるい計画(時間で縛らない)」を大事にしているのだと思う。

なにか目標があるとして、例えば「環境を変えたい、自分のしたい働き方を実現したい」と心のなかで唱えたとして、ふと浮かんだことが「とりあえず寝よ」だったとしたら、思い切り寝る、とか。笑

一見、目標とはなんの関係もないように思えて、実はすべて繋がっていて、その行動が目的までの近道かもしれない、と思わざるを得ない結果があったりする。

そして、自分の選択に絶大な信用を置くようになる。

何度か不安が押し寄せても、最終的にはあの時の行動がよかったのだ、と思えるようになるので、この記事を読んで、もしもなにかピンと来ていただいたら、まずは「いま、ふと思い浮かべたことをすぐやる」という実験を実行して、結果を楽しんでみてはと思います。

さて、わたしは、これからふと会いたいと思った方に会いに行ってきます!

この記事は2023年の「豊かさ」に必要な8つのことの中の
5.好きなときに好きなことができるを補完する:#35【思いついた時に行動】を説明する内容でした。元になる記事はコチラ▼

次回は5.好きなときに好きなことができる#36【やるべきことを溜めない】について書きます。

読んでいただき、ありがとうございました!

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