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果物ばかり食べる息子|わたしの豊かさ#42

見出し写真は「福岡おもちゃ美術館」内の、木工の果物収穫おもちゃ。ぶどうの他にも苺、オレンジ、野菜、毛虫(!)も収穫できる楽しい場所です。

食べたい時に

4歳の息子が通う保育園では、お昼の時間をだいたい11時〜13時と決めて、食べたい子が食べたい時に食べるというスタイルです。

全員が同じ時間に一斉にいただきます、ではなくて、「ごはんだよー」と声掛けをするけど、遊びに集中している子は後で食べるという選択が可能で、食堂に行くと自分の食べる量を自分で決めて、自分で盛り付けるそうです。

幼い頃から決められた時間に食べることが当たり前だった大人にとっては、すこし受け入れがたい感覚もあるかもしれません。

「遊び」「自分がどうしたいか」を尊重するこの園では、
食事だけでなく、お昼寝をするかしないか、外で遊ぶか中で遊ぶか、そもそも今日なにをするかも子供達で話し合って決めるのだそうです。

既定概念に捉われない発想に影響を受け、わたしも一日の食事が2食になりました。11時半頃に朝・昼兼用の一食、19時頃に家族で一食です。

身体が求めるものを

息子は果物が大好きです。
特に好きなのは、と挙げればキリがないほど、果物であればなんでも大好きです。
逆に、加熱処理された野菜やお肉はその時々でかなりムラがあります。

ムラなく食べるとしたらやはり果物で、よく飽きもせず蜜柑ばかり食べるなぁ…と思いますが、用意した食事に手をつけなくてもわたしたちはあまり気に留めません。

食べ物には、科学的に検証された栄養だけでなく、目に見えない栄養がある、というのは以前も記事で触れてきたのですが、こどもたちは特に自分の身体に必要なものを選択する能力が高いように感じます。

実際、保育園に行った日の夜は果物しか食べないけど、休日はご飯もおかずもしっかり食べる、という傾向から、その時に必要なもので調整していることがわかってきました。

親家族に”果物ばかり食べさせるなんて”と注意を受けたこともありますが、息子への愛だけ、丁重に受け取るようにしています。

食卓に果物しかないわけでなく、いろんな献立が選択肢としてある中で彼が選択しているのと、食べたことがないものがあれば一度は口にしてみる冒険心もあるので、先日は自分で海で獲ったアオヤギを全部平らげてしまったり…これは結構意外でした。

海に遊びにきたら、貝さんがいっぱい!熊本・玉名の鍋松原海岸にて
かわいいカニさんがこちらを見てるのわかりますか?^^

一般的には偏食と言われるような息子の食事ですが、今のところ健康には問題なく、むしろ丈夫だなと思うことが多いです。

こどもたちは、その時の自分に必要なものを食べる、ということを信じていると、外からの画一的な情報を気にしすぎず、親の側も結構楽だったりします。

こどもの話をメインで書きましたが、こどもたちを見習ってわたしも
「今食べたいか?身体はなにを食べたいと言ってるか?」に耳を傾けるようにしています。

とはいえ息子よりもわたしの方がよほど食べ過ぎたり、身体に合わないものを食べてしまったりと失敗しているので、息子にはなにも言えません笑


この記事は2023年の「豊かさ」に必要な8つのことの中の
6.心と身体がリンクしているを補完する:#42【食べたいときに身体が求めるものを】を説明する内容でした。元になる記事はコチラ▼

次回は6.心と身体がリンクしている#43【コアトレーニング】について書きます。

読んでいただき、ありがとうございました!


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