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書く、という種蒔き

今年3月11日に、『書く、種蒔きZINE –内面を耕す日々のこと–』という小さな本(ZINE)をネットショップで販売開始しました。(~3/31までの期間限定)

また、実店舗では熊本の有名な老舗書店『橙書店』さんでも置かせていただけることになりました。(こちらは販売期間を定めていないので、もし寄られた際はぜひ手に取ってみてください)

 ここ数年、暮らしの中で取り組んできたすごく地味で地道なことが、こんなに大きなことに繋がるのか、と思うくらいに今豊かな自分がいて、いつからこうなったのだろうと思い返すと、どう生きたいのか、なにがやりたいのかを明確にした時から変わっていったと思います。

この本は、わたしが約6年前から実践し、現在も継続しているリアルワークだけを厳選したワークブックです。

自分の中にあるを見つけ、どんな実りをもたらす種なのか深掘り、その種に必要な水分・栄養であるお金についてのワーク。

必要なものは、ノート、ペン、付箋だけ。

表紙のイラストも中の挿絵もすべて手書きです

ノートに書き出す、こんな些細なことと思うことが、莫大な影響力を持っていると思っています。それは目に見えてわかりやすいものではないと思います。

自己啓発に分類される本だと思いますが、「有名になりたい」とか「お金持ちになりたい」とか、分かりやすい成功を求めているわけではなく、日々のささやかな喜びを大切にしている人のための本です。

発売開始して1週間ですが、当初予想していたよりもはるかに上回って、多くの方が手に取ってくださり、最近わたしは毎日発送作業に追われています。(でも忙しい方が生活リズムが整います笑)

個人発行のZINEなので豪華な装丁ではないですが、内容はリアルと実用性にこだわった一冊です。

そういう、地味だけど、鮮度の高い生々しい本です。


全24ページですが、取り組んでいただくと濃密な内容だと思います

付箋の種蒔きの章は、自分の中にあるやりたいことを全て出してみるということをした上で、いくつかの工程を踏んで整理していくのですが、本当に種蒔きしているように楽しいワークです。

マンダラチャートの章は、このnoteの記事にも書いて深めてきたことをさらに凝縮して綴っています。

そしてお金の章は、本当のリアルな金額を公開しているので、生々し過ぎてちょっとギョッとするかもしれません。そして、長年仕事でもお金と真剣に向き合ってきて行き着いた、ロジカルでは説明できないお金の捉え方、自分なりの概念を実体験を元にまとめています。

友達や家族と、リアルなお金の話をしますか?
誰かのお金との付き合い方を見てみるだけでも、面白い発見があることだと思います。

自分がやっていることが必ずしも誰かにとっての良いことではないですが、社会的にわかりやすい成功もしていない、だけど日々が幸せで穏やか。
きっとそんな生き方がいいよね、と共感してくださる方がいるのでは、と思っています。

正直自分でも、このような本を作り、実生活をシェアしたいと思ったのは新鮮なことでした。ただ、今年2月あたりからどうしても今作るべきものだと、なにかに掻き立てられるように高速に集中して作りました。

販売開始してみると、何人もの方が『今必要だと思った』とコメントを付して購入してくださり、本当にびっくりしました。

冒頭の、橙書店さんで取り扱いいただけることになったことも、まさか憧れの書店に自分の本が並ぶとは思わず、本当に不思議な流れを体験させていただいています。

そしてこれも、確かにわたしが蒔いてきた種が実ったのだ、と思いました。

最後に、
【こんな方におすすめしたいです】

- 変化を望むこころに種を蒔きたい方
- 大きな選択の前にいて、価値観を整理したい方
- 自分の内面を深掘りするのが好きな方
- 日常の中にある小さな豊かさをたくさん見つけたい方
- お金に対するリアルな事例とアプローチに興味のある方
- 自分自身のお金との向き合い方を再考したいと思っている方

転換期である春は、新たなはじまりに向けて種を蒔くのにぴったりの時期。

一年の間で、種はいつ蒔いても良いけど、いつになく「今!」という気がしています。3月に向き合った分だけ、4月以降は追い風が吹きそう。

[紙の冊子版][デジタル版]があり、どちらもオンラインショップ『今日の出窓』でご購入いただけます。

たくさんの種が芽吹き、いつしか豊かな実りで満たされることを楽しみにしています🌱

よい春をお迎えください。

読んでいただき、本当にありがとうございます。

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