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グローバル企業勤務から自営業に変わって10年目にして思うこと

昨日ふとカレンダーを見て気が付きましたのですが、なんとあと数日でアップルを辞めてちょうど丸10年です。その前は16年の長きに渡ってアップルに勤めていました。辞めた日には風船の糸が切れたような、どこに心を置いたらいいのかわからない不思議な気分でした。何かどこにも繋がらずに漂っている感じとでも言えばいいのでしょうか? あの日のことは、生涯忘れないのではないかと思います。

それまでグローバル企業でしか働いたことがなかった僕が、いきなり自営業に移るのは控え目に言ってもなかなか新鮮な体験でした。ライフスタイルも大きく変わりましたし、予算なんてゼロが5個くらいは減りました。また従業員は当初僕と妻だけでしたから、昔僕の部署にいた100名弱から考えると、笑っちゃうくらいの大幅ダウンです。アップル時代の給与はご想像にお任せししますが、シリコンバレーの給与などをググってもらえれば、すぐに想像はつくと思います。とにかく何も困らずに暮らしていました。そこからいきなり収入ゼロですから、なかなかワイルドな体験でした。

今日はつらつらとアップル時代を思い出して。グローバル企業勤務と自営業とで得られる体験の違い、それから、それぞれの場所で何を心に刻まれたかなどを綴ってみたいと思います。

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