Miniso(メイソウ) には脅威しか感じない

1ヶ月くらい前の記事で紹介したMiniso(メイソウ)に、また行ってきました。


この会社、以前紹介した通り、日本のダイソーをパクってユニクロ風にアップグレードしたようなお店です。Miniso Japanなどと名乗っていますが、正真正銘の中国企業です。

この店に1ヶ月ぶりに行ってみて、その着々とした進化ぶりに驚かされました。わずか1ヶ月で商品がかなり入れ替わっており、しかも確実に良くなっていました。思わず欲しくなるような商品も少なからず並んでいます。

まずはカトラリー。普通にいい感じで欲しいです。

体重計。これも普通にいいです。

ミニカー。自分の子供がまだ幼児だったら買ってたでしょう。

ぬいぐるみ。これは買いました。(なお、自分用ではありません。お土産ですよ、お土産!!)

ダイソーもメイソウも中身は中国製
ダイソーも製造は70%くらいが海外だそうです。その大半はおそらく中国やベトナムのはずです。メイソウは中国の会社ですから、ほぼ同じような構造でしょう。つまり、メイソウとダイソーの間に品質の差など存在しないと考えるべきです。はっきり言ってダイソー側に優位性などこれっぽちも存在しません。

ダイソーは現在、日本国内におよそ2900店舗、海外に1400店舗の合計4400店舗を展開しています。対するメイソウは全世界で 1800店舗とダイソーの半分以下ですが、これまでの猛撃ぶりを鑑みると、この店舗数のギャップは、ほんの数年以内に解消してしまうでしょう。5年以内にはメイソウはダイソーと肩を並べるだろうというのが僕の予想です。

日本もかつてはパクリまくってた
こうしたパクリ・ビジネスを快く思わない人は多いでしょうが、日本もかつてはパクリまくっていました。不二家のペコちゃんなんててっきり不二家オリジナルのロゴだと思っていたらちゃっかりパクってましたし、車のデザインなどもそうです。僕は1982年にアメリカに住み始めたのですが、テレビ番組から生活用品に到るまで「あ〜。日本企業はこれをパクったのか〜」と思うものが少なくありませんでした。ネットで「日本 パクリ」などとググると、これでもかというほど実例が出てきます。

日本企業はこうしてパクったアイデアや技術に改良を重ね、多くの分野でオリジナルを凌駕して行きました。中にはオリジナルが忘れられ、日本の製品や企業がそのカテゴリの代表的な存在になってしまった分野も少なくありません。例えばクルマといえば日本車を連想しますし、コンビニやファミレスなどといったビジネスも、アメリカのオリジナルよりも日本のそれの方が比較にならないくらい優れています。

これと同じことが、日本と中国メーカーとの間で起きるでしょう……というよりもう起きています。例えば日本ではあまり知られていませんが、Huawei(ファーウェイ)という中国メーカーはスマホの売り上げで全ての日本企業をブッチギリで抜き去り、今やサムソンやアップルと肩を並べています。

なお、これまで模倣されるのは電子機器などでしたが、今後は百円ショップや外食チェーンといったビジネスに至るまで、そっくりコピーされるでしょう。そしてやがて本家を凌駕し、彼らのほうがホンモノと認識されていってしまうのではないかと思います。

過去の栄光じゃなくて未来を見ようぜ
かつて欧米諸国は、日本を大した根拠もなく見下していました。すると、ほんの20年足らずで彼らは抜き去られてしまったのです。だから僕らも、大した根拠もなく中国企業を見下してはいけません。

中国は13億人も人がいますから、その中のトップ層の上澄みは本当にありえないくらい優秀です。そういった連中が、こぞってこのメイソウやファーウェイといった企業に就職し、日本や欧米の企業を追い抜こうと日夜努力しているのです。日本の1億2千万人にできたことは、必ず彼らもやってのけるでしょう。

だから僕らは「日本はすばらしい!」とか自己礼賛してる場合じゃないんです。また、「コピーしやがって〜!」などと憤っていても、その間にドンドン抜かれるだけです。知的財産権の保護はもちろん大事ですが、僕ら日本人は、過去の栄光じゃなくて未来に目を向けるべきなんです。ウーバー禁止じゃなくて、それを凌駕するサービスを生み出すべきなんです。

今のところ日本が明白に追い抜かれたのは電機産業だけですが、このまま手を拱いていると、自動車産業もアパレルも外食もすべて完全に追い抜かされるでしょう。

このままでは、日本自体がまるで過去の栄光にしがみつくオジサンです。

そんな焦りしか感じない、僕のメイソウ体験でした。


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松井博

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