ようやく採卵周期に入りました

いや、まだ入ってなかったんかい! 

といった感じですが、本当に自分でもそう思います。

というのも、採卵前の検査で腫瘍マーカーが高値で出てしまい、精密検査をしておりました。

チョコレートのう胞があるので、腫瘍マーカーは上がりがちではあるのですが、ちょっと尋常ではない高さということで、まず造影剤入りのMRI。

そこで卵巣にあるチョコは悪性ではなさそうとのことで、じゃあこんなに高いのは別の要因では? ということで大学病院で精密検査になりました。

腫瘍マーカーというのはいわば癌マーカーで、私が高値になった種類は卵巣以外では胃腸などが該当するため、MRI・CT(いずれも造影剤あり)、超音波、胃カメラ・大腸カメラのフルコース。

不妊治療をしている病院と連携するため婦人科にも寄るため、8月は病院漬けでした。

結論から書きますと、問題はなし!

CTのじてんで何かあればわかると聞いていたので、胃腸科の先生から「これなら大丈夫だと思う。あってもポリープくらいかな」と言われて本当にほっとしました。

結局ポリープもなく胃も大腸も綺麗とのことで(じゃあなんでしょっちゅうお腹壊すのかな……)、高値になった理由はわからずじまいでした。

はじめての胃カメラ&大腸カメラの苦痛と痛みについては、今回は省略しますが、二度とやりたくない……(けど定期的にやってねと言われたのでやります)

大変だったけど、そして何もなかったからこそ言えることだけど、このことはこの先の人生について考える大きなきっかけになりました。

ありきたりだけど、後悔しないように毎日を大切に生きないとなぁと。人生は一回きりしかないんですもんね。

不妊治療先の病院から「早めに大学病院に行ったほうがいい」と電話がかかってきたり、腫瘍マーカーの数値見て胃腸科の先生の顔色が変わって見るからにヤバイ感じの顔つきになったり、ネットで調べても悪いことしか出て来なくて、旦那はもう憔悴しきってしまうし、本当にメンタルがジェットコースターでした……。

そんなこんなで不妊治療に戻ったわけですが、またスケジュールは組み直し。なかなかスタートラインに立てずまた落ち込みましたが、ちょうどその一ヶ月は小説の仕事の締め切りを控える月でした。

とくに才能があるわけでもない自分にとって、小説を書くことは本当に難しくて悩んでばかりで苦しいので(楽しみもあるけど苦しい)、もしこんなときに治療を同時進行していたらたぶん落としていたと思うから、逆によかったのかなと前向きに考えることができました。

そして今月、ようやく採卵周期です。

聞くだに怖かった自己注射も、大腸カメラと胃カメラに比べれば全然怖くないしむしろ楽勝でした。

3日間打って、また明日病院です。

ネガティブなのでその都度で一喜一憂しないようにしようとは思いつつ、いろいろうまくいきますように……!

チョコがあるせいだと思うけど、お腹がパンパンなのがちょっと怖いです……。あと圧迫されているからか、ごはんちょっと食べただけでも苦しいのがつらい~

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