今回の旅で一番心配だったのは、この北京でのトランジットだ。
#5でも書いたが 、ここで中国国際航空の乗り継ぎサービスを利用して一泊することになっている。空港のサービスなので安心していいはずなのだが、中国に対する勝手なイメージと、無料ということが逆に心配になってしまう。

このまま拉致されて一生奴隷として強制労働させられてしまうのでは…

などとアホなことを考えたり、

俺だけ言葉が通じなくて足手まといになったらどうしよう

などと細かいことを気にしたりととにかく心配事が多かった。

しかし、一番心配なのはスマホが使えないことだ。

ヨーロッパ用のSIMカードを準備しておいたので、イタリアに着いたら問題ないと思うのだが、中国用は準備していない。しかも聞くところによると、情報規制やらなんやらでWiFiが仮に繋がったとしてもLINE等使えないものもあるようだ。連絡手段が全くないのである。

今の時代なんでもスマホで解決できるにも関わらず、そして私自身かなり依存している為、それが使えないとなるともしもの時はどうしようもない。中国語どころか英語も話せないとなるとお手上げである。

にも関わらず私は、

何も準備していないのである。(どーん！)

面倒くさかったから。(どどーん！！)

へへぇっ、、へぇ。

何かあったら死にます。

北京とうちゃーく！！