風邪【前編】
こんにちは
ここでは、『食生活』や『生活習慣病』など、健康になるために知っておきたい事について書いていきます。
みなさんの暮らしに少しでも参考になれば嬉しいです☺️
本日は『風邪』です。
風邪(感冒)とは
風邪の原因の約8割はウイルスだといわれています。
アデノウイルスやライノウイルスなど聞いたことありますか?
これらも、風邪の原因になるウイルスです。
そして、残りの約2割が細菌や冷気、アレルギーなどの非感染性が原因です。
風邪もインフルエンザと同じウイルスが原因なら、ワクチンとかで予防出来るのでは?
と思いますよね。
実は、風邪の原因となるウイルスは200種類を超えてるといわれ、季節や活動条件がそれぞれ異なります。
残念ながらインフルエンザのように『今年はA型が流行りそうだ!ワクチンはA型を使おう!』と予想するのが難しいのです、、、
確かに、200種類もあったら予想なんて出来ませんよね。
症状
くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、喉の痛み、熱、頭痛
などが一般的です。
風邪薬の裏に書いてあるお馴染みの症状です。
1週間くらいで自然に治り、悪化はしません。
逆に急激な発熱や、症状が4日以上続く場合は風邪以外の可能性が高いので、病院に行きましょう。
防御反応
体に風邪のウイルス(=異物)が入ると、 体の免疫機構はウイルスを排出する為に活発に働きます。
そして、ウイルスが排出されれば風邪は治る仕組みです。
発熱などの風邪症状は、ウイルスの感染に対する防御反応といわれています。
防御反応とは
①これ以上、体に異物が侵入するのを防ぐ
②すでに侵入した異物を体から排出する
ことです。
例えば発熱には
・体温を上げる事で自分自身の免疫活動を活発にする
・ウイルスが嫌う温度にして、弱らせる
くしゃみ鼻水などの鼻症状には
・鼻粘膜に付いたウイルスを排出する
などがあります。
風邪薬(総合感冒薬)
先ほども触れた通り、風邪はウイルスが体内から排出されれば治ります。
よって、栄養や水分を摂り、安静にするのが一番です。
では、なぜ風邪薬を飲むのでしょうか?
風邪の症状(発熱や咳など)を和らげる事により眠れないなどの体力消耗を防ぐ為です。
風邪薬にはウイルスの増殖を抑えたり、排出する効果はありません。
風邪の症状を緩和し、体力を温存して、自分の体にある免疫機構がウイルスを排出するのを待ちましょう。
亜鉛やビタミンDは免疫機能を高めるので、日頃から意識して摂取するのがオススメです。
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さいごに
本日は風邪についてでした。
季節のかわりめなので、風邪には注意してください!
次回は市販の風邪薬について説明していきます。
良かったら、後編も見てください☺️
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