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一生懸命働いても生活が楽にならない理由

こんにちは。松本佑介です。

政治活動をしていると、
よく聞かれる質問があります。

それは、

一生懸命働いているのに、
どうして生活が楽にならないの?

という質問です。


はじめに

はたらけど
はたらけど猶(なお)
わが生活(くらし)
楽にならざり
ぢつと(じっと)手をみる


皆さん、国語の教科書に載っていた
この歌を覚えていますか?

石川啄木が刊行した、
「一握の砂」の中の一首です。

まさに、皆さんによく質問される内容と
同じ心境の歌ですね。

「一握の砂」が刊行されたのは、
明治43年(1910年)です。

当時、日本はまだ貧しかったですが、
この後、どんどん成長し、
高度経済成長を経て、
ついには先進国入りを果たします。

このことを通じて、
私が何をお伝えしたいのかというと、

皆さんの生活の肌感覚は、
100年以上前の、
日本が先進国入りする前の状況と
同じになってしまった

ということです。

なぜこんなことに
なってしまったのでしょうか?

理由は皆さんお感じの通り、

給料は上がらないのに、
物価だけが上がっているからです。

では、なぜ物価だけが
上がっているのでしょうか?

給料と物価の関係


まずは、一般的な物価が上がる理由を
見てみましょう。

本来的には、
給料の上昇と物価の上昇は連動しています。

例えば、景気が良いときは、
下のような感じです。

景気が良いと、仕事が増える。
仕事が増えると、求人が増える。
求人が増えると、給料が上がる。
給料が上がると、購入が増える。
購入が増える、物価が上がる。

景気が悪いときは、この逆です。

ところが、現在は先ほどの流れとは
別の理由で物価が上がっています。

ウクライナ情勢やコロナ影響
だけが理由ではないです。

根本理由を見ていきましょう。

どんなものでも、
根本理由に
問題解決の手がかりがあります。

物価だけが上がっている理由


理由はアジア諸国の経済成長にあります。

アジア諸国が成長し、
人件費がどんどん上がっているから、
アジア諸国から輸入する物の値段も
どんどん上がっているのです。

ちなみに、純国産と思われているものでも、
原材料にプラスチック(原油)や、
海外から輸入した金属を
使っているものがほとんどです。

燃料や食料品だってそうです。

原因が海外にあるのですから、
日本国内でいくら経費削減や
合理化、ガマンを続けていっても、
限界があります。

なぜなら、経費削減の余地よりも、
海外の経済成長の余地の方が遥かに大きく、
しかも、そのスピードも速い
のですから。

結論


一生懸命働いているのに生活が楽にならない理由

それは、

経費削減や合理化、ガマンを続けて、
経済成長のための費用を
削減してしまっている
からです。

一生懸命働く中でも、
経費削減やガマンを頑張るのではなく、
新たに会社を成長させる、
事業を大きくする方向に
エネルギーを向ければ、
経済は必ず良くなります。

日本で成長する会社が現れ、
国内で仕事が増え、
求人が増え、
給料が上がり、
日本の購買力が増えれば、
海外要因の物価の上昇に対抗できます。

新しい成長領域を見つけて、
事業拡大の方法を考えるのは、
大変難しいことです。

ですが、
環境が変わり、
常識が変わり、
ビジネスの手法が変わる今、
新しい方法を試して、
ビジネスチャンスを掴み取る方が
現れ始めています

私は、新しくチャレンジする方、
成長を模索する方を応援し、
経済が好循環に切り替わることを
後押ししていきます。


松本 佑介 @ 枚方を動かす新しいチカラ


最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

次に書く記事に生かしますので、
ご感想をお待ちしております。

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