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自分の才能・価値観を見つける方法

こんにちは。まつだです。

今回は『①自分の才能・価値観を見つける』について解説していきます。

①自分の才能・価値観を見つける方法

この工程では、自分の価値観や才能を発掘していきます。多くは自分のプラスの(ボジティブな)部分にフォーカスを当てて探していきます。

自分を知るということは、非常に大切で大変です。私たちが知っている自分のほとんどは、環境によって作られた自分なのに、それが本当の自分だと思い込んでしまっています。

だからこそ、意識的に色んなアプローチを行って、本来の自分の才能や価値観を見つけていく必要があります。

(自分はそんなことはない。自分のことは自分が一番分かっている。と思われている方こそ、一度騙されたと思って試してみてください)
※この記事を読んだ後、是非ゆっくり時間を取って実践してみてください。身体がリラックスしている状態で行う事をおすすめします。(リラックスしているとIQも思考の抽象度も上がり、色んな発見が起こりやすいです)
※全て実践する必要はないので、楽しそうだと思ったものからチャレンジしてみてください。

1.無意識から見つける

自分の才能や価値観は、頭ではなくカラダが一番知っています。頭ではごちゃごちゃ考えられますが、『なんかテンション上がる』『なんかセンス良い』『生理的に無理』など、なぜか分からないけど身体がそう言っているというものは正直であり、あなたの無意識で判断し、感じていることです。

過去に、直感が喜んでいた経験はありませんか?

友達と朝まで遊んでいたとき。一心不乱に漫画を読んでいたとき。ひたすらスポーツに没頭していたとき。時間も忘れて買い物をしていたとき。好みの異性を見たとき。など、無意識は色んなところで働いています。

早速ですが、このような『無意識での行動や感覚』から『才能を発掘する方法』を2つ紹介します。

◾️怒られたり、止められても、やり続けたことを書き出す。
昔、親や先生の言うことを聞かずに、やっていた行動があります。どれだけ良い子ちゃんだったとしてもあるはずです。

・ゲームをやめなさいと言われてやめなかった。
・雨の日なのに傘をささなかった。
・自分の事をしなさいと言われてるのに、友達にずっと構っていた。

実は、この行動の裏に『メッセージ』があり、それが無意識が行っている才能です。裏にあるメッセージは人によって異なり、多種多様なので、しっかり探求して辿り着いてください。(コーチに手伝ってもらうと辿り着きやすいです。)

例えば、「怒られてもゲームを続けた」という行動の裏のメッセージは、AさんからEさんまで全員異なります。
Aさん「翌日友達と会話がするため」
B君「攻略するのが大好きだから」
Cさん「育てるのが大好きだから」
D君「時間を掛けて準備したいから」
Eさん「誰よりも早くクリアしたいから」

なので、人の言うことを聞かずに取った行動の『裏にあるメッセージを探求すること』が大切です。

※最初すぐに行き着くのは難しいかもしれないので、とりあえず楽しみながら複数書き出してみてください。5〜10個くらい出してみて、それぞれ1個ずつ裏メッセージを探求してください。才能は何個出てきてもOKです。宝探しです!

◾️努力してないけど、褒められたり、頼られたりすることを書き出す。
なぜか知らない間に皆んなよりできるようになってた、もしくは周りからなぜか褒められることがある。というものです。

「○○さんって、すぐ変化に気付きますね」「力強いリーダーシップありますね」「仏のように優しいですね」「美味しいお店たくさん知ってますね」「いつもデスク綺麗ですね」「いつも楽しそうですね」など、思い返して見ると何かしらありますよね。

それは、『あなたは当たり前だと思っているけど、周りの人にとっては当たり前ではない』ことなのです。つまり、無意識で行っている『才能』です。自分で当てはめると、それは才能ではないと謙遜しますが、相手で考えてみるとそうでもなくなるはずです。

ちなみに、私の妻は美味しいお店を探したり、ネットで一番安くてスペックも高いコスパの良い家電や仕事の機材などを探すのが、天才的に上手です。笑

※このパートでは、『謙遜』は横に置いてください。自分が天才だと思って、『努力なしに出来たことや、人から褒められたこと』をとにかく書き出して、気持ち良くなってください。

2.過去の経験(感情)から見つける

以前の投稿でも何度か書いているかもしれませんが、過去の経験に向き合うのは自己理解に非常に大切です。今の自分は、今この瞬間に作られていますが、紛れもなく今までの過去の経験が影響しており、過去は自分を知るための宝箱です。

◾️過去の感情が動いた経験から価値観を探る
・最高だった瞬間
・めちゃくちゃ嬉しかった瞬間
・自分でも驚くほど憤慨した瞬間
・苦しくなるほど悲しかった瞬間

など、あなたの感情が最も動いた思い出TOP3を出してください。

ピックアップできたら、その思い出を丁寧に、鮮明に、細かく、思い浮かべてください。(例えば、大会で優勝した経験なら、そのどの瞬間なのか、どんな言葉を発しているときか、どんな景色をみたときか、など。)

その中で、「何が自分の感情を動かしたか?」と問いかけてみてください。

書き出してみて、しばらく眺めて「自分は何を大切にしているか?」という視点で見直すと、あなたの価値観が見えてくるでしょう。

※このパートは感情を味わうが重要なので5分くらいでサクッと行わず、昔のアルバムを開いたり、音楽を聞いたりして、当時の臨場感が上がる状態でしっかり時間を掛けて行ってください。

◾️過去の人生曲線を書き俯瞰して見る
今までの人生の起伏を、グラフにします。今までの人生を大きな流れでみたときに、自分にとってのターニングポイントはどこだったか、決断をするときに大切にしてきた『軸』は何だったか、先ほどのワークよりも俯瞰して自分をみることができます。

下記は、昨年末に実際に書いたものですが、自分はどんな時に落ち込み、どんな時にエネルギーがでるのか、上記で出た才能や価値観などと照らし合わせると、納得感がさらに湧きます。パターンが見えてくるとさらに面白いです。

また、この人生曲線を使って誰かに話すと、そこからの気付きも多いです。自分自身で話してみての気付きや、相手からの「あなたって○○なんだね〜」というフィードバックにより、ドキッとさせられるでしょう。

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※このパートは誰かに話す事が重要です。話すとき、出来事の説明ではなく、その時どんなことを感じて、どうなったか。何を決断したか。など、感情が込み上げてしまうくらいで話しましょう。

◾️人生の棚卸しを1年毎に行う
とにかく、生まれてから今まで、1年毎に振り返りを行います。「年齢」「出来事」「どう思ったか」をそれぞれ書き出す、骨のいる作業にはなりますが、時間のあるときにじっくりやってみてください。

そこから、突拍子もないものや、共通しているものが見えてきます。

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※このパートは、自分で勝手に繋げてストーリーを作ってしまわないようにする事がポイントです。1年毎に気持ちを切り替えて、その時に感じたことをありのまま思い出して書く事で、今まで知らなかった自分に気付けるきっかけになります。

3.客観的評価ツールから見つける

タイプ診断などは、自分の特性や才能の発掘の参考になります。それが、価値観と重なったとき、本当にやりたいことが見つかるきっかけになります。

◾️9つのタイプに分けられる「エニアグラム」
産まれながらにして、下記のどれかのタイプに振り分けられ、変わることが無いとされているものです。(①改革する人②助ける人③達成する人④個性的な人⑤調べる人⑥忠実な人⑦熱中する人⑧挑戦する人⑨平和をもたらす人)

自分の産まれながらの強みや弱みなどが理解できると、価値観や才能とも繋がり、自分はこの世界でどんなことができる人間なのかも理解しやすくなり、どこへ迎えば良いかも教えてくれます。

◾️強みの資質「ストレングスファインダー」
34つの資質の中で、自分の上位資質(強み)が知れる診断ツールです。

ストレングスファインダーは過去に2度受けて、実際に組織内でも活用しています。才能や価値観に影響されている資質もありますが、現状の能力(スキル)や状況に応じて変わるものだと認識しています。

私は2~3年前に受けたものと、数ヶ月前に受けたものでは、ガラッと変わっていました。さらに、特徴としてこの1年間の会社での役割がそのまま上位資質として現れました。

2~3年前と変わらなかった資質は「個別化」「活発性」「親密性」などがあり、自分の才能や価値観と繋がっていると感じますが、今年上位の資質に上がった「着想」「信念」「戦略性」「運命思考」などは、会社での役割で培われたものです。

ストレングスファインダーは、素晴らしいツールだと感じていますが、時期によって上位資質が変わるはずなので、一度の結果に盲目的にならず、あくまでも材料として使用する事をおすすめします。

4.コーチの直感から見つける

自分の才能・価値観を見つけるために、最も手取り早いのが、テーマ『自分の価値観や才能を見つけたい』でコーチングを受けることです。

上記のようなワークなどを用いて、自分自身がどんな事を大切にしてるように見えるか、どんなことを話している時に表情や声のトーン・雰囲気が変わるか、などコーチが見えていることや直感で感じることを伝えてもらうことで、自分1人で気付けないことに気付けます。

また、「○○なことを大切にしているんですね!」と言われると、より自覚が湧き、自分の才能や価値観に自信を持つことにもなります。もし、コーチの言っていることがしっくりこない場合は、より納得いくものをコーチと一緒に探せるチャンスにもなります。

コーチの言葉に対して「なんか違う」「80%くらいは合ってる」など、コーチに率直な意見を言うことで、より純度の高い価値観を見つけることができます。

※基本的にコーチの方は自分の価値観や才能には何度も向き合ってるので、テーマ「自分の価値観や才能を見つけたい」を持ち込んでも上手く進めてくれると思いますので、安心してオーダーしてみてください。

まとめ

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今回は、1つ目『①自分の才能・価値観を見つける』について解説しました。ワークのボリュームとしては、多く感じると思います。

自分の才能や価値観というのは、自分自身の人生のコンパスとなり、全てに大きく影響してくるので、時間を掛けてでも理解することをおすすめします。

ただ、一度に全て行う必要はありません。一つ、二つ選んで試してみるだけでも、自己理解が相当進むはずなので、楽しそうなものからチャレンジしてみてください。

※さらに、深堀したり、異なる角度から新たな発見が得られるワークは、『③自分の可能性や視野を拡大する』で行うので、ここではシンプルにまっすぐ取り組むことをおすすめします。

もし、解説動画があった方が良いという声が多ければ、撮影を検討します。

最後までご覧頂き感謝です。
お疲れさまでした。




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