はじめに

こんにちはこんばんは。楠木です。
今回は、
豆腐メンタルすぎる私が心療内科・精神科のある病院を受診した話 ⑩氣のはなし
です。

私は中学生の頃から、気分の落ち込みや自己嫌悪などの症状で苦しめられていました。

22歳。社会人2年目の秋に、仕事のことを思うと涙がでて過呼吸になり、仕事に行けなくなりました。
病院を受診したところ適応障害と診断されて休職が決まりました。

今回からは休職中に私が元気になるために試したことを紹介していきたいと思います。

⚠️あくまで個人の考え・体験です。
⚠️治療・服用にあたっては担当の医師の指示・指導を守ってください。

東洋医学と西洋医学を学ぶ叔母

私には叔母がいます。
叔母は非常に優秀な方で、消化器内科のお医者さんとして勤務する傍らで東洋医学の勉強をし、漢方やヨガなどいろいろなことに精通しています。

そんな叔母も、数年前にひどいめまいやむくみに悩まされていました。毎日疲れ果てて駅から15分の家まで歩けずタクシーに乗る、飲み会も全部断る、人付き合いができない、などとギリギリの状態だったそうです。

そんな叔母はあるとき漢方のお医者さんに出会います。そして「氣虚」と診断されたそうです。
氣虚、つまり、氣が足りていない状態のことです。

氣とは何か？

氣とは何かを叔母はガソリンに例えて教えてくれました。
氣とは車にとってのガソリンと一緒。車を動かすのに必要な燃料。どんなに異常がない新品の車でもガソリンがなければ動かすことはできない。
氣は身体を動かすための燃料。
どんなに健康なひとも、氣が足りないと動くことができないのだそうです。

氣が足りなくなるのはふたつ理由があります。
氣を“作れない”もしくは“使いすぎ”
お金といっしょですね。

氣が足りないと起こること

叔母の話を聞いて、私が前回「疲労」と表現した、何もやる気が起きない、動けない、起き上がれない、1日中寝てしまう等々は「氣が足りていない」状態だったのではないかと思いました。

私は、今の職場に配属されてから先輩に可愛がられよう、使えないやつと思われないように……と、とにかく必死で、常に気を張っていました。
職場の近くの社員寮に住んでいたので休みの日も職場の人に会わないか常に警戒して、ドキドキしていました。

私はあのとき「氣虚」だったのかもしれません。
とにかく眠い。何もできない。身体が動かない。
出かけても、カフェ、公園のベンチ、ところ構わず座って目を閉じ休む必要がある。

私と同じように異様な疲労を感じている方は、氣について調べたり、漢方のお医者さんにかかるといいかもしれません。

氣を増やすには？

氣が足りないと、身体は動かないことがわかりました。氣が足りなくなるのは“作れていない”もしくは“使いすぎ”です。

氣を増やすにはどうすればいいか？
それは食事と睡眠の改善しかないそうです。

食事

お腹にやさしくて吸収のいい食事。
叔母のおすすめは玄米と味噌汁だそうです。
玄米は便秘の方にも有効です。
最近は電子レンジでチンすれば食べられる玄米もネットなどで簡単に手に入るのでチェックしてみてください。（記事の最後にリンクを入れておきますね。）

睡眠

休みの日に何かしないと勿体無い……。
でも眠くてだるくて身体が動かない。
眠たいのは身体からのサインです。
罪悪感を感じる必要はありません。ゆっくりだらだらしましょう。
私は休職中、氣が足りなくならないように1日人に会ったら、その前後の日は予定を入れずに家で過ごすようにしていました。

氣のめぐり

「明日は友達と会う約束の日。憂鬱だなあ」と思っていても、行ってみたら元気に過ごせて楽しかった。
ということはありませんか？
人と会ったり、しゃべったり、運動をしたりすると、氣はめぐります。
氣が少ない時でも、氣がめぐると少し元気になったように感じるそうです。

でも、少し元気になったからといって、ここで無理をしてはいけません。氣が増えたわけではなく、外的要因がポンプになって“めぐった”だけなので、
無理をするとまた氣が足りなくなって調子を崩します。
ゆっくり焦らずが大切ですね。

おわりに

いかがでしたか？
今回は、休職中に叔母から聞いて、かなり衝撃を受けた氣のはなしでした。
氣の考え方を意識してからは、ぐったり疲れてしまって動けなくなるまで活動してしまうことが減りました。
少しでもみなさんのお手伝いになれたら嬉しいです。

※あくまでこの記事は素人による私の見解と体験です。情報に誤りがあった場合は全て私の責任です。

※治療にあたっては主治医や漢方のお医者さんなど専門家の指示に従ってください。

👗Special Thanks👗
叔母さん

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