見出し画像

20230602 都会と田舎の防災放送の違い

 今日は一日雨でしたね。そのため今日もいつもNOTEを書く時間にはすでに自宅に戻っていて論文も読めないので祭に関係のないことを書くのをお許しください。
 天気予報では「午後から雨が強くなる。」とのことでしたが、予報が前にずれたのか雨のピークは午前中だったような気がします。今日は昼からの出勤でよかったので自宅で作業をしていると、老人に避難をすすめる放送が遠くから聞こえてきました。
 これを聞いてまず驚いたのが「この地域にも防災放送があったのか!」ということでした。
 これまで関東、中部、関西、九州に住んできましたが、どこに住んでいるときもこの手の「外から放送で避難や救援活動に関する放送が聞こえてきた」記憶がありません。自分の居住地域に避難勧告が出ているのを知る手段としては、昔は「テレビ」しかなく、通常画面の上などに文字で表示されるのを見る以外に手段はなかった記憶があります。その後、まだスマホを持っていないけれども仕事でパソコンに向かっているときに、Yahoo!のページを開くと避難情報などが表示されるのを見て気づく、というのがあったくらいかなあと。
 
 対して、私の親の実家であるド田舎だと、市からの各種情報を聞けるラジオのような受信設備が家の中にあり、朝6時半に「おはようございます。〇〇市役所が〇月〇日をお知らせします。…今日の当番病院は…」などの情報が流れて、帰省時などに朝ご飯を食べながらそれを聞いて「田舎だなあ~」と思うのが常でした。帰省時にそのような避難勧告が起こるような事態に陥ったことがないので聞いたことはありませんが、おそらく避難勧告が出る場合はその放送によると思います。

 こうした違いは、都会-田舎という軸とほぼ同じですが「情報入手に果たすコミュニティの重要度」を反映しているのではとも思います。都会ではいろいろな情報源に接しやすいから「情報をPULLできる」けれども、田舎では高齢者も多くPULLが難しいからPUSHをしていく必要があり、そのため毎日市の職員が手間を取って防災をはじめとする市の情報を防災放送でPUSHしているのだろうなあと。

 と思ってここまで書いて更新しようと思っていたら、これを書いているちょうど20:15分にまた外から放送が聞こえてきて「警戒レベル3、高齢者の避難を解除しました」というのが聞こえてきました。都会のこの地でも防災放送がしっかりあるのだな~と感心しております。
 ただ、こうした放送が聞こえてきたのは自分が区役所と消防署の近くに住んでいるからなのか、それとも市のいたるところにこの放送が完備されていて全員が聞けるように配備されているのかはわからないのでまた調べてみたいなあとも思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?