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#1 国家試験過去問:消化管ーお酒を飲んで顔が赤くなる人は要注意!?

こんばんは!Mattです。

昨日と今日とで、国家試験過去問の消化管の分野を一周しました。消化管はけっこう得意みたいで、けっこうスムーズに進みました。


消化管過去問から学んだアンチエイジング情報

お酒を飲んで顔が赤くなる体質の人、けっこういますよね?

この体質、実は食道がんや喉頭がん、口腔内がんなどといった、頭や首にある部位のがんになるリスクが高いことを示すとのこと。

食道がんは小さいものならば、表面から剥離して切除(粘膜切除や粘膜下層剥離)などで済みますが、進行すると食道全体を取り除かないとならないことも。

さらに食道は気管と近接しているため、がんが食道に穴を開けたりすると、食べ物が気道に入って肺炎を起こすことも。

…とまあ、食道がんとはなかなか厄介ながんです。ただでさえお酒は食道がんを引き起こす要因と考えられているので、お酒を飲んで顔が赤くなる方はなおのことご注意を。

備忘録(読み飛ばしていただいても構いません)

・食道にしょう膜はない
・軸捻転は、後腹膜臓器には起きない
・腹腔動脈は総肝、脾、左胃動脈に分岐
・ヒスタミンは胃酸分泌促進
・マクバニー圧痛点は虫垂の根元。ランツ点は虫垂の先
・早期胃癌の内視鏡治療の適応決定に、部位は影響しない
・胃全摘後に起こしやすいもの…胆石と巨赤芽球性貧血

以上、次回お楽しみに!

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