医師の卵・Matt@アンチエイジング医学解説

【アンチエイジングに興味のあるあなたへ!】 医学部再受験生で、次回の医師国家試験を受験…

医師の卵・Matt@アンチエイジング医学解説

【アンチエイジングに興味のあるあなたへ!】 医学部再受験生で、次回の医師国家試験を受験します!このnoteは自分の興味のあるアンチエイジング医学を試験勉強で得た知識と絡めて解説するための場です。学術雑誌に基づいた確かな情報をお届けします!アイコンはAIアバター。

最近の記事

#11 国家試験過去問:血液②ー高齢者の「アザ」の原因とは?

お疲れ様です。mattです。 このところ考えることが多く、更新が滞りがちですみません…5月からはもっと書いていきたいです。 さて、しばらく更新しない間に過去問演習はかなり進み、血液内科の方は2周目に入りました。わかる問題も増えてきて嬉しい限りです。 高齢者に起きるアザの原因3種類 1.後天性血友病 血友病という病気を聞いたことのある人、さらには、それが遺伝的な病気であり、子供のうちから発症するということをご存知の人もいるかもしれません。しかし、血友病は先天的に問題の

    • #10 国家試験過去問:整形外科ー僕がジョギングをしない理由

      こんばんは!Mattです。 しばらく空いてしまい申し訳ございません…ちょっと疲れていたりで滞ってしまいました。 今回は整形外科の振り返り。骨腫瘍の分類が厄介ですね…あまり厚くない割にはなかなか手強い印象です。 僕がジョギングの代わりにウォーキングをする理由 有酸素運動はもちろん大事です。僕も勉強の合間にウォーキングに出ています。 なぜジョギングではないのか?それは、膝への負担をなるべく減らしたいからです。 お年寄りで膝を痛がっている方をよく見かけると思いますが、あ

      • 【雑談】医学部だからこそわかる、最強のアンチエイジングはこれだ!(エビデンス皆無)

        前置き こんにちは!Mattです。 勉強にも疲れたので、たまには雑談を。 サプリや美容医療など、世にはアンチエイジングのためのメソッドがあふれていますが、医学部にいるからこそ見えてきた、最強のアンチエイジング方法というものを今回は惜しげもなく伝授します。 最強のアンチエイジングとは 「仕事」と「勉強」です。 …いやだからエビデンスないって書いてるでしょ。笑 ですがこれは医学部にいるからこそかなり感じるんです。 というのも、ベテランの女医さんは、みんな凛として自

        • #9 国家試験過去問:神経ー認知症を引き起こす意外な病気

          こんばんは!Mattです。 3日ぶりほどの更新となりますが、今日まで神経の分野の過去問をやっていました。クエスチョンバンクの中でも一番の暑さを誇る神経を終えられたことは達成感がすごかった… ご存じでしたか?認知症はあの病気によっても引き起こされること 今や日本の高齢者の6人に一人は認知症であると言われています。自分が自分でなくなっていってしまう認知症は、僕は絶対になりたくない病気です。 そんな認知症ですが、実は梅毒や甲状腺機能低下症などによっても引き起こされます。

        #11 国家試験過去問:血液②ー高齢者の「アザ」の原因とは?

          #8 国家試験過去問:耳鼻咽喉科ーミドサー以上女性に多い耳の病気がある!?

          こんばんは!Mattです。 今日は耳鼻咽喉科の過去問をやりました。耳の疾患の方は色々検査があってなかなか手強い印象ですね。 ミドサー以上女性に多い「耳硬化症」 耳硬化症(じこうかしょう)とは、30~40歳代の女性に多く発生する耳の病気です。 原因は不明で、女性に多いということから女性ホルモンが関わっているという説も。 数年という単位で少しずつ進行する両耳の難聴と耳鳴りが特徴的な症状で、基本的には手術による治療がなされます。 最近耳が聞こえにくい、という女性の方は、

          #8 国家試験過去問:耳鼻咽喉科ーミドサー以上女性に多い耳の病気がある!?

          #7 国家試験過去問:精神科ーおそらく最強のアンチエイジング「睡眠」のための12箇条

          こんばんは!mattです。 今日は精神科の過去問をやりました。興味のある分野なので面白く進められました印象深いのは、統合失調症の患者さんが急に黙ったり笑ったりするのは、幻聴を聞いているから、という知識でした。 睡眠は(多分)最強のアンチエイジング。良い睡眠をとるためには? 精神科では睡眠も範囲内です。睡眠とは人間の全ての健康につながる、いわば最強のアンチエイジングと言っても良いでしょう。今回は、メディックメディアの「クエスチョンバンク」を出典とした、睡眠の質を改善させる

          #7 国家試験過去問:精神科ーおそらく最強のアンチエイジング「睡眠」のための12箇条

          #6 国家試験過去問:皮膚科ー体や肌の不調が起きたら、まず○○を疑え!?

          こんばんは!Mattです。 今日は皮膚科の過去問をやりました。なんというか、苦手なところと得意なところがはっきりしてるなという感じがしました。皮膚の異変はデルマドローム(他の臓器の疾患と関連した皮膚の病気)ともつながることも多いので、けっこう他の臓器に関する知識も必要となります。 体の不調が起きたら、疑うべきはあなたの○○? 皮膚科では、固定薬疹という病気が出てきます。これは、ある薬を服用したときに、ある場所(たとえば足の甲や口の周りなど)に決まって発疹が出るというもの

          #6 国家試験過去問:皮膚科ー体や肌の不調が起きたら、まず○○を疑え!?

          #5 国家試験過去問:血液内科ーピロリ菌の意外な症状!?

          こんばんは!Mattです。 今日は血液内科の過去問を演習しました。そこそこ得意みたいでまあまあ安心しました☺️ 薬の名前の頭文字をとった、R-CHOP療法というものがあるのですが、Hのところがドキソルビシンというのは罠ですね。笑 ピロリ菌が原因の血液の病気がある ピロリ菌とは皆様も名前ぐらいはご存知でしょう。胃の中に生息しうる細菌で、胃潰瘍や胃がんの原因となる菌です。このピロリ菌の除菌を施してくれる内科も多くあります。 このピロリ菌、実は胃がん以外にも、免疫性血小板

          #5 国家試験過去問:血液内科ーピロリ菌の意外な症状!?

          #4 国家試験過去問:内分泌ー糖尿病治療薬がアンチエイジングに有効!?

          こんばんは!Mattです。 今日は再び内分泌の過去問を進めました。内分泌の分野の山というと糖尿病なのですが、このあたりはまあまあ得意だということがわかりました。糖尿病よりも前のページにあった、下垂体や副腎の方は本番の試験までに要復習ですね… 糖尿病治療薬がアンチエイジングに有効? 糖尿病治療薬の一つ・メトホルミン。これがアンチエイジングに有効な薬であるとして昨今注目されています。 メトホルミンとは、ピグアナイド薬と呼ばれる薬のグループの一つ。 肝臓では、乳酸から糖が

          #4 国家試験過去問:内分泌ー糖尿病治療薬がアンチエイジングに有効!?

          #3 国家試験過去問:内分泌ー成長ホルモンは出過ぎるとヤバい!

          こんばんは!mattです。 今日は内分泌・代謝の過去問を進めました。正直けっこうわかってるつもりだったんですが、いざ解いてみるとかなり間違えて落ち込んでます…全体的に正答率の低い問題も多いように見えて、内分泌は難しい分野なのだと感じました。 大人で成長ホルモンが出過ぎることによる病気 成長ホルモンがアンチエイジングに良い、と聞いたことのある方はいらっしゃるでしょう。 美容クリニックでも成長ホルモン注射の施術があったり、「成長ホルモンの出る夜中のゴールデンタイムがある」

          #3 国家試験過去問:内分泌ー成長ホルモンは出過ぎるとヤバい!

          【有料記事#1】「老眼」とはこれでおさらば!?眼科領域のアンチエイジングはここまでわかった

          ※この記事は、「アンチエイジング医学の基礎と臨床」から引用した重要な情報を含む、有料級の情報であるため、全体の公開については有料とさせていただきます。 アンチエイジングは、肌や髪やスタイルなどの見た目や、内臓の健康だけに留まりません。目のアンチエイジング、と言われたらはっと気づくことも多いでしょう。特に、40代以降に多く発生するという老眼は、これをお読みのあなたももしかしたらお悩みかもしれません。 しかし、医学の進歩はすごいもの。眼科領域でも、加齢に伴う疾患の予防や進行の

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          【有料記事#1】「老眼」とはこれでおさらば!?眼科領域の…

          #2 国家試験過去問:循環器ー美容のための「あの行動」は、実は心臓に悪い!?

          ※今回の記事から、最後に自撮りを載せるようにします。笑 こんにちは!Mattです。 今日は循環器について勉強しました。講義受けてたころはほとんどわからなかった分野なんですが、最近得意になってきている気がしてます。 さていきなりですが、本日の国家試験演習から得たアンチエイジング情報です。 水の飲み過ぎは心臓に悪い!? 1日に何Lも水を飲むという美容の習慣をあなたも聞いたことはないでしょうか?あの田中みな実さんもそんな習慣をされていると聞いています。 しかし実は、水の

          #2 国家試験過去問:循環器ー美容のための「あの行動」は、実は心臓に悪い!?

          #1 国家試験過去問:消化管ーお酒を飲んで顔が赤くなる人は要注意!?

          こんばんは!Mattです。 昨日と今日とで、国家試験過去問の消化管の分野を一周しました。消化管はけっこう得意みたいで、けっこうスムーズに進みました。 消化管過去問から学んだアンチエイジング情報 お酒を飲んで顔が赤くなる体質の人、けっこういますよね? この体質、実は食道がんや喉頭がん、口腔内がんなどといった、頭や首にある部位のがんになるリスクが高いことを示すとのこと。 食道がんは小さいものならば、表面から剥離して切除(粘膜切除や粘膜下層剥離)などで済みますが、進行する

          #1 国家試験過去問:消化管ーお酒を飲んで顔が赤くなる人は要注意!?

          #0‘ アンチエイジングは痛々しくない。究極の予防医学だ。

          お疲れ様です。Mattです。 今日は祝日だったので勉強したのですが、かえってしすぎてしまい疲れました…笑そのため今日の勉強まとめは明日に回したいと考えています。というわけで今日は#1ではなく、#0‘とします。 今日のタイトルですが、前回更新したこのnoteの方針から派生して、アンチエイジングというものへの僕の捉え方をあなたにお伝えさせて下さい。 アンチエイジング、というと、斜に構えた見方をする人もいたりします。いつまでも若々しくいたいなんて痛々しい、みたいに。とくにこう

          #0‘ アンチエイジングは痛々しくない。究極の予防医学だ。

          #0 自己紹介と方針

          はじめに はじめまして! Mattといいます。アラサーの医学部再受験生で、次回の医師国家試験受験予定です。 このnoteは、国家試験に向けた勉強の備忘録として活用する他、僕の興味のあるアンチエイジング医学についても、国家試験勉強で学んだことを交えつつ解説していきます。 女性の方はもちろん、アンチエイジングに興味のある全ての人達に有益なnoteを目指します! 勉強方法 医師国家試験の過去問であるクエスチョンバンクというものがあるのですが、それをガンガンに回していきま