超AI時代の生存戦略
落合　陽一　著
大和書房
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とにかく、デジタル化は進み、もう後戻りはしない、ということがよくわかった。

私にできるのは、やみくもに怖がらず、嫌わず、現実を受け入れて、ゆるやかに順応することだと思う。

投げやりにあきらめるのではなく、来る波を迎え撃つような悲壮感でもなく、自然に流れを受けて乗っていくような感じ。

これまでの価値観を手放して、少し遠くから、へぇそれもアリなんだ、そんなふうにするんだ、と違いを認識する。

自分の心地よさが基準になるだろうが、誰かと比べた平均ではなく、無理せず打ち込めて続けられる「私はコレ」と言えるものを見つけることだ。

転換期にいる、ということを自覚しよう。

置いてきぼりになるかもしれないけれど、やっぱりワクワクする。

新しい魔法の世界が見られるこの時代に生きているのだから、それがどんな世界なのか見てみたい。

2021年1月5日