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音楽

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マツカン自身が綴った「音楽に関するとりとめのない文章」を掲載。月1ペースで載せられたらなぁ・・・ホントは月2ペースにしたいけど、、、今は無理、汗
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Thank You, Motoharu !

Thank You, Motoharu !

 一昨日4/4(日)大阪城ホール、先月3/13(土)武道館で、佐野元春はデビュー40年を記念して有観客コンサートを、慎重に(感染拡大防止対策をしっかりと)でも躊躇せず(唄う理由を知るための証として)開催した。
僕は仕事で行けなかったが、ネットに書き込まれた元春ファンのコメントで、はじまる前の期待、ライブ中の興奮、終演後の余韻を、一緒に味わえることができた。

 どうやら、オールタイムベストの懐かし

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Starting Over~ジョン・レノン 1980/12/09 TUE (日本時間)

Starting Over~ジョン・レノン 1980/12/09 TUE (日本時間)

 あの日はとても寒い日だったと記憶している。本当にそうだったかは今となっては不確かではあるのだけど、個人的な記憶としてはそうだ。わざわざ当時の関東地方の気象情報を調べる気はしない。

 いつもだったら、あんな早い時間に町田駅を歩いてはいないので、多分期末テスト期間中で、部活がなかったのだろう。小田急線の町田駅前にあるバスセンターに向かう階段を降りるとそこに「新星堂」というレコード屋がある。文字通り

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The Beatles の 良心~リンゴ・スター

The Beatles の 良心~リンゴ・スター

ビートルズのメンバー4人のうち最も地味で目立たない存在がドラムのリンゴ・スター

でも、ビートルズをビートルズたらしめていたのはリンゴなのかもしれない

サウンド面でもバンド運営面でも

サウンドでいえば、リンゴのドラムあってこそのグルーブだと他の3人は認めていたようだ

しかし、才能あふれるポールは楽器も何でもこなせるので、後期、レコーディング中ドラムのことでリンゴと衝突し、常日頃のポールのワン

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遅咲きのBeatle ジョージ・ハリスン

遅咲きのBeatle ジョージ・ハリスン

 僕の本格的なジョージ・ハリソンとの出会いは1975年冬

 はじめて親戚以外の大人の家に泊まった11歳の冬の日

 その人はとあることで仲良くなったかなり年上のお兄さん

 当時たぶん20代後半だったと思う

 元美大生でデザイナーを生業とする、いわゆる流行の先端を走るクリエイターだった

 だから、彼の家には厚紙で作ったライカの模型や磁石のおもちゃなど子供にとってキラキラとしたものがあちこちに

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思い出のポール・マッカートニーの一曲

思い出のポール・マッカートニーの一曲

 ビートルズと言えば、レノン=マッカトニー。レノン派かポール派か、ビートルズ好きの友達同士で語り合った経験はファンだったら一度ならずとも何度も経験していることだろう。
僕はポールが好きだった。彼の明るさとメロディアスな曲調がそして甘い歌声が好みだった。
“And I love her”、“Blackbird”、“Eleanor Rigby”、“Here, There and Everywhere”

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今はもう5月だけど、『4月になれば彼女は』について

今はもう5月だけど、『4月になれば彼女は』について

はじめてダスティン・ホフマンの「卒業」を見たのは10歳ぐらいの子供の頃だった

当然TVである

不確かだが、春休みなどの平日の午後だったのではないだろうか

なんだ、これは

うつくしい歌がたくさん流れる

小学生のボクには英語はわからない
(いまもわからないけど、笑)

流麗な旋律(メロディ)優美な和声(ハーモニー)がボクの心をわしづかみにする

その歌の美しさとストーリーのリアリズムの乖離が

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