見出し画像

後ろからものすごい勢いで追い上げるのは気持ちがいい

今週のアオのハコで兵藤さんが言っていた「大穴が勝ちをさらう展開が好き」というセリフがとても印象的でした。最強のアナタが何を、と言いたいところではありますが私も同じ趣味嗜好です。

これはかつてのジャンプで読んだアイシールド21の蛭間が出してきた作戦の数々が、「意外なところが活躍する」ことにとてつもない魅力をもたらしてくれました。

千夏先輩と不釣り合いな大穴ポジションの大喜が彼氏の位置をかっさらうというのもそうですし、何より今は大喜にとって恋愛対象ではない雛ちゃんが一気に千夏先輩と同じ魅力的な存在に躍り出るという展開も好きなんですよね。

そしてそれを後押しするようにサポートマスター匡さんにより花火大会は大喜と雛の2人きり。初めて見た腐れ縁の異性の表情を意識してドギマギしつつも、SNS上ではいつもの通りの相手にいつも通りにしようと持ち直す表情の変化も良い。

待ち合わせ、久しぶりに行く花火大会でも覚えている好きなものを見かけたら先に買ってあげると、少し遅れてやってきたヒロインの魅力に仕上げた浴衣姿の雛ちゃん。今までこんなに意識することがなかったからか少し見惚れ戸惑いながらもいつもの2人へ。

追い上げ中じゃない、意識する異性として大喜の中でもうすぐそこまで来ている。なんならすでに積み上げてきた心地よい日常のノリがある分、雛ちゃんの方が関係性の延長線上にあってゴールは近いと思っています。

浴衣姿の雛ちゃんと花火大会、絶対に何もなしに帰れない。告白せずには夏終われない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?