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進む少子化、減り続ける出生数


今回は少子化について書こうと思いますが、体系的な知識を有している訳ではないので、つらつらと思っていることを適当に書いていきます。

今日の悲惨な出生数の元凶は、

やはり氷河期世代を見捨てたことだと思います。


「氷河期世代の90%は結婚を希望していた」という記事をどこかで見かけました。データの正確性を精査した訳ではないので、どれだけ信用していいのかは分かりませんが、なんとなく納得はできます。

90年代のドラマを視聴したり、J-POPなどを聴いてみてください。
「恋をしようよ」、「恋愛は素晴らしい」、「愛こそがすべて」、「結婚がゴール」

もう本当こんなんばっかですよ。

若い頃の私は、「洗脳して恋愛教信者でも作りたいんか?」と少々冷ややかな視線を送っていました。

それに就職して、結婚して、子供作って、マイホームを買ってというのが、当たり前、それが普通とされていた時代です。

氷河期世代の親世代である団塊の世代は、それでうまくやっていけました。

しかし、氷河期世代は…   


さらに氷河期世代間には、とてつもない程の格差があります。
それはそのまま氷河期世代の子供たちにも影響するでしょう。

つまり現在の若者世代です。


満足に食べることもままならない家庭もあり、子ども食堂が急増していることにも関係しているでしょう。

若者たちは売春、闇バイトなどに手を染めたりということも珍しくないでしょう。

中学生が美人局をする時代です。まさに風紀紊乱の世の中です。

貧困化が進み、衰退していくこの国で、結婚して、子供を作ってなんて思えなくなるのも、無理からぬことです。


SNSの普及も少子化に影響していると思っています。

弱者男性をチー牛と呼び、バカにする女性、
「これだからフェミは」と、女性をバカにする男性、
配偶者に「本気で死んでほしい」などという書き込み…

男女の嫌なところが可視化されやすくなっています。
結婚どころか交際自体が面倒。
娯楽なんていくらでもあるし、無料で楽しめる時代です。
それなら一人で楽しいことだけしていたい。

これが恋愛至上主義が多かった氷河期世代と現在の若者世代との差ですかね。

まぁいずれにせよ、今更何をしたところで、少子化問題が解決することはないと思います。

もう手遅れです。すべては遅すぎました。


何の支援もしてもらえなかった氷河期世代に、今になって、子育て支援に協力しろってのも酷な話ですね。






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