松宅一郎

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松宅一郎

氷河期の亡霊にして最果ての漫画描き。 kindle漫画【無料】 『松宅劇場』 https://www.amazon.co.jp/dp/B0BWH2JTTV【全9集】 『松宅AFTER』https://www.amazon.co.jp/dp/B0B9JY18PC【全4集】

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kindleインディーズマンガ出版しました!

Kindleマンガ出版しました!!!【無料】 去年、クラウドソーシングサービスの【クラウドワークス】で、 初めて自分一人の力でお金を稼ぎましたが、 タスク業務で10円の仕事なので、喜びや達成感というのはなかったです。 でも、初めて月に1万円以上稼げた時は、結構嬉しかったです。 こんなキャリアも資格もない自分でもできるんだなって… しかし、やはり一番嬉しかったのは漫画でお金が稼げた時です。 まぁ稼げたと言っても、月に1,000円にも達しませんけどね。 だけど金額じゃな

    • 心を病まない仕事方法

      実際にこれらの仕事をしていた訳でなく、うつになりにくい仕事方法を、絵描きの仕事に当てはめたら、こんな感じかなというマンガです。 職場の環境や人間関係で精神疾患を罹患してしまうケースは、非常に多いと思います。 精神疾患の元凶は、体がこわばり、呼吸が浅くなることです。 以前までは、緊張感のある職場の方が、気持ちが引き締まってパフォーマンスが上がると思っていましたが、今はまったくそう思いません。 体がリラックスした状態で、深い呼吸ができる環境の方が、脳のパフォーマンスは上がり

      • 「病気を公開しながら、音楽を作っていく」───サカナクション・山口一郎、うつ病との闘いの記事を読んで感じたこと。

        Yahoo!ニュースの記事で、サカナクションの山口一郎氏のうつ病との闘病記の記事がありました。 そこで今回は、 「病気を公開しながら、音楽を作っていく」───サカナクション・山口一郎、うつ病との闘い(取材・文:内田正樹/撮影:後藤武浩/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)の記事を引用しながら、改めてうつ病(精神疾患)について考えていきたいと思います。 まず、精神疾患についてですが、私は精神疾患を心の病気だとは思っていません。 精神疾患は、脳の機能障害であり、脳

        • 生きづらい世の中に疲れてしまったら。

          正直マンガのように思うことは、結構あります。 そして、このように思うことがあるって人は、数多くいると思います。 頑張るとか、努力するとか、もちろんそれをしなければならないのは分かってはいるのですが、あまりに打ちのめされ続けると、足が動かなくなり、前へ進めなくなるのです。 なんとかしなくちゃ なんとかしなくちゃ なんとかしなくちゃ 体はこわばり、呼吸は浅くなり、「社会に貢献していない自分には価値がない」と自己否定し始めます。 こうなるともう精神疾患の罹患まで秒読みという

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        マガジン

        • 精神疾患について
          57本
        • 日々雑感
          116本
        • 就職氷河期世代と労働環境
          20本
        • 仮想通貨やポイ活などのお金の話(マンガやコラム)
          4本
        • 松宅AFTER
          57本

        記事

          成熟した大人の女性に何を贈るのが正解なのか?(閑話・休題)

          少し前にXで話題になっていた投稿で、プレゼントは、スヌーピーのマグカップとかのグッズでした。 成熟した大人の女性に渡す贈り物として、それはどうなの?ってことを言いたかったのでしょうし、そう言いたい気持ちも分からなくもないですが、贈られたものをSNSに晒して、悪口を言うのは、成熟した大人のやることではない。 それはさておき、ではこの場合、何を贈ればよかったのかを、考えてみたいと思います。特に書くネタもないので。 まず、高級バッグやアクセサリー、コスメなんかはなしでしょうね

          成熟した大人の女性に何を贈るのが正解なのか?(閑話・休題)

          新入社員賃上げ、一方中堅・ベテランは…

          SNSに入社式の写真がアップされていて、 「新卒社員53人が新たに仲間に加わりました!」なんて投稿を、 この時期はよく目にします。 率直な感想としては、「そんなに採用したんだ」です。 氷河期の頃なら5人とかでしょうね。下手したら、「今年度の新卒採用は見送らせていただくことになりました」なんて企業も珍しくなかったですし。 新卒一括採用なのに。 新卒であぶれたら、既卒はお断りなんて言われ、30歳過ぎたら未経験お断りなんて言われて、気づけば数十万人の非正規やニートが溢れるとい

          新入社員賃上げ、一方中堅・ベテランは…

          体のこわばり

          私は常々「精神疾患の元凶は体のこわばりだ」と書いてきましたし、「体のこわばりに敏感にならなくてはならない」、「体をこわばらせてはいけない」と書いてきましたが、否が応でも体がこわばってしまうことはありますよね。 たとえば、病気になったとか、いじめやパワハラの被害に遭っているとか、浮気されたとか、資産が大幅に減少してしまったとか、勤めている会社が倒産したとか、家族が病気になったり、介護が必要になったとか、体をこわばらせてしまうようなことなんて、いくらでもありますし、いつそれが自

          体のこわばり

          精神疾患と花粉症の関係を考える

          はっくしょんっ!!!!!! チーン!! うぅぅぅ… 大変お見苦しい絵を描いてしまい、申し訳ありません。 花粉症で苦しんでいる方も、さぞ多いことかと思います。 ティッシュの消費量もすごいことになっていることでしょう。 さて、そんな季節ですが、どうにも気怠さが抜けない。 なんだか疲労感もあるし、すぐ眠くなる。 あれ?これって精神疾患の初期症状じゃね? SNSを覗いていると、「うつの症状が悪化して調子悪い」、「冬季うつも怖いけど、この時期も危険」などといった書き込むも、

          精神疾患と花粉症の関係を考える

          中高年こそぬいぐるみが必要

          幼少期は祖母や母親だったり、若い時は恋人だったり、30代の頃は配偶者や自分の子供だったりと、自分を抱きしめてくれる相手がいるかもしれません。 もちろん、いない場合もあります(泣)。 では、40代になると… いつまでも夫婦ラブラブってこともあるかもしれませんが、夫婦間の距離はある程度離れていくでしょうし、子供も大きくなって、抱きしめたりという機会もあまりなくなっていくと思います。 しかし、40代になると健康不安や、将来の不安、親の高齢化などの様々な問題が顕在化して、体をこ

          中高年こそぬいぐるみが必要

          進む少子化、減り続ける出生数

          今回は少子化について書こうと思いますが、体系的な知識を有している訳ではないので、つらつらと思っていることを適当に書いていきます。 今日の悲惨な出生数の元凶は、 やはり氷河期世代を見捨てたことだと思います。 「氷河期世代の90%は結婚を希望していた」という記事をどこかで見かけました。データの正確性を精査した訳ではないので、どれだけ信用していいのかは分かりませんが、なんとなく納得はできます。 90年代のドラマを視聴したり、J-POPなどを聴いてみてください。 「恋をしよう

          進む少子化、減り続ける出生数

          お腹周りのお肉が気になるあなたへ

          特に絵描きにはお勧めですが、そうでない人も散歩はお勧めです。何故散歩が良いのかはマンガに描いてある通りです。 「それは分かっている…でも冬は寒いし、この時期は花粉が舞っているし、外に出たくない…」 そう、私のことです! 無精者なんですよ…ずっと布団の中で暮らしていたい人なんですよ… でも狸のようなお腹の贅肉をなんとかしたい… 正月明けは酷いことになっていましたからね。 そこで歩数計アプリが役に立ってきます。 全身の力を抜き、スマホを片手に持って、 でんでん太鼓の

          お腹周りのお肉が気になるあなたへ

          ありがとう鳥山明先生

          まずは鳥山明先生今までお疲れ様でした。そしてありがとうございました! 私の世代は、小学生の頃に、ドラゴンボールの模写が上手ければヒーローになれました。 個人的に鳥山明先生の凄いと思う所は、キャラだけでなく、メカニックも、ドラゴンなどのモンスターも、とにかく描いてみたくなるってことです。 実際、日本だけでなく、世界中でも、最も模写された漫画家ではないでしょうか。 もちろん私も模写する為に、画集を初版で買いました。 なんか10,000円超えで出品されてたりしますが、私が

          ありがとう鳥山明先生

          加齢なる日々(閑話・休題)

          子供の頃に「フォレストガンプ」を観たのですが、その時は印象には残りましたが、感動までには至らなかったと記憶しています。 しかし、おっさんになってから観る「フォレストガンプ」は 沁みる!沁みる! よく「泣くとすっきりするから泣きたいだけ泣けばいい」というアドバイスを聞いたりしますが、悲しみに身を浸しながら泣き続けるのは、自律神経に悪影響です。逆にこのマンガのように、映画だったり、スポーツを観て流す感動の涙は自律神経にとても良いのです。 泣いているということでは両者とも共通

          加齢なる日々(閑話・休題)

          メディア化における原作者・マンガ家の問題を考える(後編)

          「セクシー田中さん」の原作者である芦原妃名子先生が急逝してから、SNSで怒りや悲しみの声を上げる作家さんがたくさんいました。 男性作家さんは主に怒りの声、そして女性作家さんは怒りと共に、悲しみで涙が止まらないなんて作家さんもいました。 同じ作家として、芦原妃名子先生に強く共感してしまって、体をこわばらせてしまうという状態だと思います。 この時思ったのは、特に女性作家さんは、ガラス細工のように恐ろしく繊細で、危ういまでに共感力が高い方が多いなと思いました。 それほどまでに

          メディア化における原作者・マンガ家の問題を考える(後編)

          メディア化における原作者・マンガ家の問題を考える(中編)

          かつて有吉さんが「アメトーーク!」で、品川さんにおしゃべりクソ野郎というあだ名をつけ、再ブレークしたように、 はたまた福岡ドームでグレートムタ(武藤敬司)がアントニオ猪木相手に、ほとんど見せ場を作らせず、試合を乗っ取ってしまったように、 押井守監督は高橋留美子先生の国民的人気作品を踏み台にしたのです。 そして有吉さんやグレートムタ(武藤敬司)が、その後お笑い界やプロレス界のトップまで上り詰めたように、押井守監督もまた、ビューティフル・ドリーマーをきっかけとして、一気に駆

          メディア化における原作者・マンガ家の問題を考える(中編)

          メディア化における原作者・マンガ家の問題を考える(前編)

          現在読切のネーム制作に四苦八苦してます。 今回のマンガ制作で、まず初めにしたことは、オリジナルキャラを創るということでした。 主人公の容姿は以前から使っているキャラを流用するとして、 問題はヒロインです。 いや~ものすごい苦労しました。 何度も何度も描き直して、目を変えたり、服装を変えたり。 さらに大変なのが、そのキャラがどういうキャラなのか。 生年月日、出身地、家族構成、趣味、好きなもの、嫌いなもの、これまでの経験、信念など膨大なテキスト量になりました。 ある作家

          メディア化における原作者・マンガ家の問題を考える(前編)