中高年こそぬいぐるみが必要
幼少期は祖母や母親だったり、若い時は恋人だったり、30代の頃は配偶者や自分の子供だったりと、自分を抱きしめてくれる相手がいるかもしれません。 もちろん、いない場合もあります(泣)。
では、40代になると…
いつまでも夫婦ラブラブってこともあるかもしれませんが、夫婦間の距離はある程度離れていくでしょうし、子供も大きくなって、抱きしめたりという機会もあまりなくなっていくと思います。
しかし、40代になると健康不安や、将来の不安、親の高齢化などの様々な問題が顕在化して、体をこわばらせやすくなります。
もっと言えば、精神疾患に罹患するリスクが高くなります。
しかしその頃には、誰も自分のことを抱きしめてはくれないって人も、少なくないでしょう。
そこで愛玩動物ですよ。
私は猫が好きなのですが、自分の布団の中に猫が入ってきて、スヤスヤと体を丸めて眠る(妄想の話です)。
幸せだ~
猫に癒され、体はリラックスし、幸せホルモンも分泌しまくりでしょうね。
極端な話、この状態をずっとキープできれば、精神疾患は寛解、完治すると思います。
実際に猫などを抱きしめることによって、副交感神経優位の状態になるというような効用も、科学的に証明されています。
ただ一方で、猫の体内にいるトキソプラズマという寄生虫が原因で、統合失調症の発症リスクが高まるという研究報告もあります。
しかし、動物の世話をするのは大変です。
誰もができることではありません。
そこでぬいぐるみですよ。
「いい歳した大人がぬいぐるみなんて…」
違います。いい歳した大人にこそ必要なのです。
前提条件に齟齬が生じているかもしれないので、はっきりと断言しますが、
年齢を重ねれば重ねる程、精神的に成熟して、安定するというのは間違いで、40代以降はどんどん弱くなっていきます。
老いを感じるようになれば、誰だって不安になりますし、弱気になるのは当然じゃないですか。
実際の所、私はぬいぐるみを所有してはいないのですが、欲しいです。
精神疾患の元凶は体のこわばりということを、再三再四に渡って、書き続けてきました。
その観点から言えば、
ぎゅっと抱きしめてリラックスする。
この行為の重要性は、理解できると思います。
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