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在宅ワーク期間が終わってからが、本当の勝負かもしれない

昨日、行きつけの飲食店に行ったら「土曜日から少しずつ営業しようと思ってます」と聞いて、よかったね!と心から思った。この期間、お店を開けれないこと、働けないことにモヤモヤとしている話や相談を受けていたからこそ、やっとここまで回復したことにはホッとしている

一方で、これまで会社勤めしていたみなさんは、在宅でお仕事をしているという話をよく聞いていて、そろそろそれも終わりを告げて出社するようになる話も聞こえてきている。そんなときに、なぜか真っ先に思ったことは「ここからが勝負なのかもしれない」ということだった

それは、普段気にしている「時間を奪われる」という視点に立ってみると(といっても、周りの素敵な誰かのためにはどんどん時間は使いたいと思っているし、普段奪われていることに苛立ちを覚えているわけではないが)、いままでコロナの影響でできていた「ひとりひとりの余白」のようなものが、また一気に埋め尽くされていってしまうのではないかと思っていて。

僕らのなかには、コロナの影響で「本を読む時間が増えた」「筋トレする時間が増えた」「散歩するようになった」「楽器を始めてみた」「手紙を書くようになった」と、いろいろなことを始めた人も多かったように思う。この間に、一緒にイベントの企画を考えて「初めてやってみた!」という人のサポートをいくつもできたことも楽しい時間だった。

それはきっと「持て余した時間」があったから、「やってみたかったことをしよう」と心が動いたんじゃないかと思う。でも、一方で僕はその「やってみたかったこと」をもっと自分の時間としてみんなが持ってもいいと思っている(しいや、これが本当に難しいんだが)、本来はそっちを優先して余った時間で仕事をして稼げればいいと考えている(うん、やっぱり難しいけど)。

この間、いろんな周りの人たちが「イキイキ」していた。だから、これからもそれができる機会や環境、そして時間をいまのうちにみんなから奪っておきたいと思う。そして、その時間を使ってもらえるように返していきたい。そんな仕組みが何かできないか、今日も考えながら余白だらけの1日を埋めていこうと思う



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