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果てしなく明るいそれを目指して。

毎日noteを書くようになって、景色を見ながらゆっくり歩くようになった。
何もかもネタにしてやろうとか、記事の数を稼ごうとか、いやらしい気持ちではなくて。
些細な変化に気づけるよろこびが、以前とは比べものにならないくらいに増しているからだ。

毎日同じ道を歩いて、同じ駅から同じ電車に乗る。
同じ仕事をして、同じ道を帰る。

変わらない毎日に、何かよろこびを見いだせないか。
noteをはじめる前から考えていたことが、今こうして実現している。

書かなきゃ、書かなきゃと、苦しむ。
なぜだかスラスラと言葉があふれることも、たまにはあるけれど。
自分の頭のなかのことは、自分が一番よくわかっている。
そう思っていたけれど、実際これを外に出そうとすることが、こんなにも難しいことだったなんて、思いもよらなかった。
毎日書くということは、とても苦しい。
それでも、ひとつの記事を仕上げるたびに感じる達成感。
これはほんとうに何ものにも替えがたく、ぼくに力を与えてくれる。
今日もやり切ったと、自分をほめてあげたくなる。

謙虚さを忘れてはいけないけれど、こうして高まる自己肯定感は、自分をよりアクティブにする。
書くことで、自分を知る。
足りないもの、必要なものが浮かんでくるから、それを求めて動くようになる。
自分の人生がようやく動き出したのではないかとさえ思っている。
これは決して、大げさでも何でもないんだ。

苦しみの先にあるもの。

それを手にするには、まだまだ早い。
ただ、それがたしかに存在するということだけは、今のぼくにもわかっている。
まるで太陽のように遠い遠い、でも果てしなく明るいそれを目指して。
明日からもまた、ひとつずつ積み上げていきたいと思っている。






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