小説講座・第二回目!!!!

先月から始まった小説講座の第二回目を6月20日に行いました。

講師:サマンサ編集長
サマンサ編集長|note

まずは、前回の課題のおさらいです。
プロットを練り直す(一番重要)
相関図を書き出す(世界観を掴むため・自身での確認も含めて)
自分の故郷の作品を読み返してみる(少年陰陽師 Amazon.co.jp: 少年陰陽師 異邦の影を探しだせ (角川ビーンズ文庫) 電子書籍: 結城 光流, あさぎ 桜: Kindleストア


第一の課題:プロットを練り直す


一度書いた作品のプロットを練り直すと言うのは初めての作業。提出した作品だと「陰陽師・五桜が主人公・伊兎の活躍する場面など全部持って行っているから、出ない方が面白い」と指摘をされていたので、提出した「夢喰い獏と陰陽師の末裔」を三つの型に分けて考えてみました。

*主人公の伊兎だけ主人公の話を書く。
*陰陽師主人公のプロットを書く
*二人の設定をそのままで書いてみる

併せて冒頭で、主人公の能力をエピソードで分かるように書いてみよう(モノローグにならないよう気を付けて書くと言う特訓付き)だったので、三つのプロット&冒頭で主人公の力が分かるように書くをしました。

プロットを練り直す……一度書き上げて二人のキャラクターを大好きになっていた私には苦行の時でした。

結論から言うと、三つ分書くのは楽しかったです。でも、やっぱり自分の中ではメインキャラクターがくっつく話だったので、離れ離れにしたくないと言う気持ちがありました。

提出して、最終的に「伊兎主人公」で「ナイトメアの子と戦う」話で書く方が読者も読みやすいし、主人公にスポットライトを当てて書くことが出来るから、それで書こうと言う話になりました。

いつか、絶対陰陽師の話を書いてやると、心に誓った真綾であった……【完】

と書くだけならとてもスムーズに考え付いた様に思えますが、全く簡単に進みませんでした。

講座が始まる前に事前に読むことを勧められた作品↓

SAVE THE CATの法則で売れる小説を書く | ジェシカ・ブロディ, 島内哲朗 |本 | 通販 | Amazon

主人公の三要素である成長……どうすればいいの???という壁にぶち当たりました。元々ストーリーが先に浮かんで、勢いで書き始める時があるくらいプロットを練らない人間なので、改めて見返すと、「主人公が分かりません」となり唐突に、質問を投げかけました。すると、映画を見て勉強してみてくださいと言われ、初めてレポートを取りながらの映画鑑賞。物語のポイントをピックアップしながら見るのは「このタイミングでこの情報を出す必要性」などが分かりました!!

提出したプロット(キャラクター設定も出しました)に対して「キャラクターが弱い」という指摘されました。ストーリーから物語が浮かぶタイプなので、物語を書かない状況で、文字だけで設定を伝えるのには限界があり、いつものようにキャラづくりをしたシートの画像を送りました。


主人公の伊兎のキャラ設定は、こんな感じで作りました。
ナイトメアの敵キャラです。キャラ考えてて、ユーリのが、めちゃ可愛い😍ってなってるのは秘密です。

新しい教本を教えてもらいました(真綾は新しい武器を手に入れるために、勉強する時間が増えた!!)まだ読み始めくらいですけど、自分に足りない何かが書かれている気がするので、熟読したいです。

物語の法則 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術 | クリストファー・ボグラー&デイビッド・マッケナ, 府川 由美恵 |本 | 通販 | Amazon

第二の課題:故郷の作品を読んでみる


今まで、自分なりにも小説の書き方を勉強してきましたが、一番分かりやすかったのが、サマンサ編集長に紹介してもらった「SAVE THE CATの法則」です。映画の脚本術がベースの本ですが、この本を読んでから、学生時代涙なしでは読めなかった作品を読み返してみると、これまでの読者視点で読んでいた物とは全く違う視点で読めました。(涙するところは、変わらず。寧ろ先もしっていたので、ちょっとした伏線の言葉に感動する場面が多かったのは、内緒です)

①    出だしで主人公の能力(この作品の場合は陰陽師であることが分かるシ―ン)で書かれている。
②    ヒロインの登場が物語の30%位???の所
③    問題提示などの順番の良さ
を感じてしまいました。電子書籍で読んでいたので、本全体の何%の所というのが一目見て分かったのがとてもよかったです。
学生時代は「面白い(もぐもぐもぐ)」位で読んでいましたが、違った視点で見れてとても勉強になりました。二巻以降はまだ読めていないので、頑張って時間を作って読んでいきたいと思います!!!

後は、自分が無意識に「好きな作品の栄養素を吸収して、物語を書いている」のも分かりました。

作品以外にも大切なことがあるよ

どの物事にも通じる考え方で「能力の五角形が全部70%以上到達していないとプロとして長く書いていくことは難しい」というお話になりました。「原稿を書く能力」と「設定を書く能力」に関しては両立しないのではないか。この能力に関してはどちらも70%以上超えないといけないよ、と。私は割とプロットが練れないタイプで、書いていても、途中でプロットに帰ったり、最終章をいきなり書き始めてしまいます。

その書き方だから、途中のエピソードが足りないのでは???という話になりました。

次の講座までに新たな「獏少女」を書き始めることになったので、勉強をして、進化して書きたいと思います。焦って書いても勉強して成長しないままで書いたら「同じ失敗を繰り返すだけ」で「作家・作品の成長は望めない」とい話になったので、心に刻んでいきたいと思います。

差し伸べられた手(この場合は講座を受けると言うタイミングをゲットしたこと)を掴めば簡単に成長出来るわけではないのです。いかに自分が教えられたことに対して吸収してゆくか。誰かじゃなくて、自分が進まなければ「講座を受けただけ」の現実しか手に入れられません。

「勉強して進化してそれから新しい作品を書かないといけない」


今日の講座で、私に今必要な言葉を貰った気がします。
勉強が嫌いなわけじゃないし、どうすればいいか模索して、独学じゃ独りよがりの作品しかできないと思い、最期のチャンスと思って挑んだ講座。

成長は自分次第で、出来るかどうかはあと四カ月間に浮き彫りにされた弱点を克服して、作品にどう反映させて仕上げていくか。

焦って書かないで、まずは、勧められた本を読むこと、故郷の作品の分析。映画を見ながら構成・ネタの出し方の勉強・SAVE THE CATを読み込むこと。

作品を書くことも成長に繋がる(完結させると経験値がもらえる)だけではない所で、自分を成長させるために、次回3回目の講座までに、吸収出来る限り、様々な多作品に触れて「どうして自分がモグモグしたい作品なのか」「人気がある作品なのか」を考えていきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?