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バイナリと二進法

バイナリ


コンピュータは、0と1を並べたデジタルのデータを扱う機械です。バイナリは、0と1を並べたものです。バイナリは、0と1だけを使い、2進法とも呼ばれます。

バイナリの「バイ」は、「2」という意味です。

値をバイナリで表現するには?

コンピュータは、バイナリを使って、どうやって、文字や記号などの値を扱うのでしょうか?

それは、「置き換え」です。

コンピュータが「0」と「1」以外の文字を扱得るようにするために、「値の置き換えの表」の文字コードを使います。

文字コード


文字コードは、「0」と「1」の集まり、つまり「バイナリ」と、値の対応表です。コンピュータは、バイナリに対応する、表の文字コードの通りに文字を表現します。

文字コードで有名なのは、ASCIIコードです。

ASCIIコード

ASCIIコードは、1963年6月17日に、American Standards Association(米国国家規格協会)によって制定された最も基本的な文字コードで、ASCIIは、American Standard Code for Information Interchangeの略です。

ASCII(アスキー)とは、一つひとつのアルファベットや記号に、バイナリの並んだコードを割り当てたものです。

ASCIIコードは、2進数では0000000から1111111まで、128の文字が割り当てられています。

バイナリと値の置き換え



例えば、コンピュータには「A」という文字は理解できません。
コンピュータが処理できるのは、バイナリだけなので、インプットされた全ての値は、0と1の並んだバイナリに変換されます。

英大文字の「A」は、 ASCIIコードでは「2進数の01000001」です。

Aという値を、対応表で01000001というバイナリへと変換したら、その後は、コンピュータが処理することができます。

コンピュータは、全てのインプットデータを、対応表の通りに0と1に変換してから計算します。

絵も、音も、「0と1のデジタルのデータ」に変換されて、人間のだす命令の通りに計算(加工)され、計算結果の値がアウトプットされます。


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