見出し画像

片親になることは、両親ともなくすことに近い側面が。

ひとり親となって以降、子ども達との時間は、
2人の教育費を考えれば考えるほど、
削らざるを得ませんでした。
行事に駆けつけられず
悲しい思いをさせたことも。

それなりに仕事も好きだった私は
同世代のお父さん並みに会社にいました。
このご時世では考えられませんが

始発から終電まで、
と独身時代ワーカホリックに近かったため
下の子が保育園に通えるようになると復帰
親は一切頼れず、完全に親一人子二人

子どもはヘルパーさん、ファミサポさん
一時千葉にいた時は民間のシッターさんなど、
たくさんの先輩ママに助けていただきました。
そのうちのお一人は、数年前からご近所で、
娘が風邪気味の時など、通りすがりだから、と
大好きなりんごすりおろし🍎とおかゆ
お願いしなくてもスポドリを差し入れてくれました。
実の親よりお世話になっています。

  あなたはがんばってるわよ
  お父さんもお母さんもひとりでやって
  いつか、二人が助けてくれるわよ
  大丈夫、二人ともとってもいい子

その時はみんなにそう言って
励ましてくださってるんだろう、ぐらいでしたが
息子が反抗期となり、学校に行かなくても
お昼、作りに行こうか?と私の知らないところで。
どれだけありがたいことだったか
あとからわかりました。

私がとても苦手だった運動会のお弁当。
親一人子二人のお弁当の時間は長く辛く
周りのママたちも、気遣ってくれるものの
パパやお姑さんお舅さんの手前
無遠慮に入り込むことはできません。
それを知ってか知らずか、お弁当前後に
ヘルパーさんが小学校の校庭に駆けつけてくれて
涙でお弁当が食べづらかった🍱です。
しかも、差し入れまで数年に亘り

思春期になった息子、娘にその頃の
辛く寂しかった思いをぶつけられ
離婚とは片親になることではなく
両親とも失うことなのだと気付きました。

私もいつか
仕事をリタイアしたら、地域でヘルパーとして
閉塞された部屋で行き詰まってる
親一人子●人を手伝いたいと思っています。

まだ見ぬ親子ちゃん
待っててね
そして、どうぞよろしく
お会いできる日を心待ちにしています。


※東京都ひとり親支援で、月に12回22時まで
ヘルパーさんをお願いすることができます。
ぜひ社会福祉協議会へお尋ねしてみてください。

息子17歳、娘13歳はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?