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完璧主義をやめよう

8割主義を目指す

わたしの偉大な師匠・勝間和代さんが先日こんな動画を上げられていました。

日本人はちょっと完璧主義過ぎるのではないかと思っていました。完璧って苦しいんですよね。これを見て思ったのは美容ほど完璧主義が望まれているものってないんじゃないかなということです。

昨日に紹介した美容YouTuberのAちゃんの話もそうですが、最早肌荒れじゃない炎症を起こしている状態でも「完璧」にメイクをしたい、即効性がある化粧品を使って短期間のうちに「完璧」に肌荒れを治したい、シミそばかすしわが無い「完璧」な肌に仕上げたい……というわたしたちの「完璧主義」です。

しかし、何度もお伝えしているようにそんな短期間で肌荒れが改善する化粧品なんてこの世に存在しないですし、好不調は繰り返します。整形だって永久じゃないですし。生きている限り変化するのは避けられません。

ただ、無理!って本当のことを言ってしまうと誰も化粧品を買ってくれなくなるので、わたしたちの「完璧主義」に応えるために化粧品会社は様々な商品を生み出しているのです。使用してすぐはいい感じに思ってもその一時の「完璧」を作るために肌に悪い成分が入っていてやがては不調になって、また新しい化粧品を買うという負のサイクルに陥ってしまいます。わたしもそうでしたが、本当に敏感肌の人って少数で、自己流のスキンケアでこじらせてるだけなのが9割くらいなんだそうです(耳が痛い話ですが)。

Aちゃんの話を補足するのですが、あそこまで肌荒れが悪化してしまった場合はスキンケアもメイクもやめて、まずは薬で炎症を抑えるところから始めないと治らないんだそうです。ただわたしたちの「完璧主義」はその治療の手間さえももったいなくて嫌だから、何とか治療と美しく見せることを両立させようとします。でもそれは無理な話で、インフルエンザで最高に不調な時にインフルエンザの薬を飲まないでニキビを治すことに全力をかけているみたいなもんです。

そして、これはファンの方に怒られちゃうかもですが……「仕事で色んな化粧品を使わなきゃいけないからAちゃんの肌は荒れてしまうんだ!」って、わたしたちの「完璧主義」を満たすためにAちゃんを犠牲にしてるって言ってしまっているのと同じでは無いのかなと思います。もうわたしたちの「完璧主義」のために誰かを犠牲にしたり、わたしたち自身が苦しむのはやめませんか?

エステティックの化粧品を使い始めた当初は「かゆみがない、乾燥している感じがない、じゅくじゅくしたニキビができないだけでこんなにも心地よいものなのか」と、びっくりしました。そんな快適な状態を維持していくうちに自然と肌のトーンが上がって、いつの間にか肌荒れが改善していきます。だからここに変なファンデーションとかで完璧なお人形さん肌とか目指そうと思いません。よーく見たらニキビがあるけど素肌が生き生きとして、楽に過ごせる方が幸せではないでしょうか。

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#ニキビ #肌荒れ #美容

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