私は充電がおそろしく下手だ。

充電が下手って、なんやねん。
と思うかもしれないけれど、本当にド下手なのだ。

寝る前に、コンセントに繋ぐ。たったそれだけのことが、ちゃんと出来ない。
それは、スマホでも、カメラでも。

こまめに充電すればいいのかもしれないけれど、私の場合は充電が切れるまで使う。そして充電。失敗することもあるので、朝起きたら電池30%しかないこともある。

充電で失敗って、何？
なんだろう。私も何が起こっているか、わからないけど起きたら電池がないのだ。
確かにコンセントに差した気がするのに。

「君はズボラだからなあ」

中学生の時に、数学の先生に言われた言葉。「充電が出来ない」という悩みは中学生の頃からで、先生に話したら言われたのだ。

ズボラ？？

褒められた気はしなかったけど、中学生の私は意味がわからなかった。から、後で調べた。

「なすべきことをしていなかったり、だらしのないこと。
きちんとしていないこと。」（大辞林）

なるほど。確かに私はズボラだ。

◇◇◇

旅行やお出かけの日に、カメラに充電がない、なんてことはしょっちゅうある。
そういう経験、ない？

重たい一眼レフはただの鉄の塊と化して、重りをつけて歩くトレーニングになる。
せっかく、いい景色を撮りたかったのになあああ。と思っても、動かないから仕方がない。

ゴリゴリの一眼レフを持っているのに、スマホで撮ってたりする。滑稽。

でも、充電がなくていいことももちろんあるって思っている。

カメラが鉄の塊になってしまっても、
ファインダー越しじゃなくて自分の目でしっかりと見れたりとか。
写真を残すことじゃなくて、今をめいいっぱい楽しめたりとか。

スマホの充電がなくて地図アプリが見れなくても、駅前の地図とにらめっこしてサバイバル能力（？）が高まったり、おばさんに尋ねてみて会話が生まれたり。

それから、なんとなく、勘が冴える。なんとなく。

うまく具体例がでないのが悲しいけれど、
なんとなく、この小さな物体に依存してない方が、豊かな気持ちになれることもあるなって思う。

…と、いうのが充電下手の言い訳。
だって、携帯がない時代はなくてもみんな、生きていたんでしょう？
なんて。

とはいっても、やっぱり困ることが多いので、しっかり充電できるように頑張ります。
どうやったら充電、上手になれるかなあ。

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