皆様、ご覧ください！
　多くの子供達の中に、コーヒー豆が『旅立ちの日に』を歌っています！
　こんな奇跡があっていいのでしょうか？
　モカ港のコーヒー豆が突然自我に目覚めて『人間として学問を学びたい』と記者会見を開いたあの日を私は忘れません。
　誰もが『絶対に無理だろ』と言っていました。
　SNSでも、ただのエイプリルフールだと鼻で笑っていた方も少なくはないでしょう。
　ですが、彼は本気でした。
　超能力で鉛筆とノートを宙に浮かせながらメモを取り、テストで百点は当たり前。
　最初はまともに走る事すら出来なかったのが、地道な努力を重ねて、運動会の徒競走で一番になりました。
　給食は牛乳しか取っていませんが、積極的に配膳と片付けをしたのも印象的です。
　そんな彼が今、卒業します！
　ちなみに彼は卒業後、銭湯に就職し、コーヒー牛乳として働くそうです。
　なお、次の新入生には『ブルーマウンテン』が入学するそうです。

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