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Netflixで学べるコロンビアの歴史

Netflixで観れるコロンビアの歴史がわかる映画🎬

コロンビアのフォトジャーナリストJesus Abad Coloradoの自伝のようなドキャメンタリー:El Testgo🎥

彼は、コロンビア各地の紛争の写真を撮り、写真展をコロンビア各地で開催している。彼自信の優しい人柄がすごくよく分かる作品。

紛争下で被写体になった子どもたちを、20ー30年経った今も定期的に訪れて、当時の様子を語りかけて、平和のためにどうしたら良いのか話し合う映像がまとまってる。

あの紛争の時代に比べたら、とても幸せだと語る子どもたちな笑顔と涙が印象的。

彼自身も、叔父と叔母がゲリラに殺害され、家族は強制移住、メデジンのcomún 13で育った経緯がある。写真を通して、世の中に訴えたいのは、復讐心ではなく、和解を目指す平和なプロセスだという。

家族を虐殺された子どもたちの悲しげな様子や、殺害された子どもたちの遺体を被写体としてるものの、復讐心を起こすことのないように、写真を撮る前後で、被写体を抱きしめたり、話しかけたり、その場にいる責任を感じながら、同じ空間を過ごす。

フォトジャーナリストとして、「なぜイラクやアフガニスタンにも行かないのか?」と聞かれることが多いらしいけど、彼はフォトジャーナリストとしての仕事を通じて、常にとても傷ついてる。それに、戦争を撮りたいわけじゃなく、平和を求めて写真を撮り続けてるから。

被写体が夢に出てきて眠れないこともあり、パートナーにその悩みを伝え、被写体だった人たちを探すことも少なくないそう。

今も混乱の続くコロンビアでのフォトジャーナリズムがライフワークと語る、すごく人間味あふれる人。いつか直接会いたい、話したい人。

今でも、ボゴタでデモが起こるとそこにふらっと現れたりするらしい。

私の中の気になるコロンビア人。

映像は、Netflixで英語とスペイン語で視聴可能。

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