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ぜんざいの記憶と教訓

こんにちは、まゆきち⭐︎です。
東京は暖かな日差しが降り注ぐ週末ですが、日本海側の大雪のニュースを見て驚いています。

この時期は例年ぜんざいを作るのですが、今日は三温糖が残り少なくて、白い砂糖を使うことになるので、わたしの中のアラートが激しく鳴っています。なんのこと?!ですよね…。

でもここでちゃんとグラニュー糖であることを確認しておきます。表示が少し見えにくいですが、お皿の重さを引いてグラニュー糖200gです!

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ぜんざいを作ると思い出すことがあります。
びっくりするほど塩辛い、どうやっても修復できそうにないほどの塩味ぜんざいを作ってしまったことを。

まずは一般的なぜんざいのレシピをご覧ください。

小豆を柔らかく煮て、何回かに分けて砂糖を入れて甘い甘いぜんざいを作ります。レシピを見ていただくとわかると思いますが、砂糖の量は結構驚くくらいの量です。


砂糖の分量(200g)をだいたい4回くらいに分けて入れるようにしているのですが、間違えて塩を入れてしまったのです。たぶん50g以上…。

1gでいいはずの塩を…50g以上も…(゚o゚;;

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これは塩1gです。

ぜんざいにおける塩は、ちょっと入れて味を締める…そんな役割なのに…。

我が家ではその頃、砂糖も塩も白いもの使っていました。瓶に移し替えて…ラベルも貼らず…キッチンに立つのは私だけなので、置き場所で判断していたのですが…なんで間違っちゃったかなぁ。

気づいた時には相当の量が入ってしまった後でした。味見すると…

☠️おしまいdeath☠️でした。

水を足したり、砂糖を入れたり…必死のリカバリーを試みましたが…☠️どんなに水を足しても、砂糖を入れても強烈な塩辛さを和らげることはできませんでした。

例えマシになったとは言っても、ぜんざいとして食べられるレベルではない塩味…。塩分で体を壊すレベルです…。

格闘しましたが、これは無理だ…と諦めました。
元には戻らないし、薄めるには鍋の量を超えるような水を加えないとダメだったと思います。

この時以来、我が家の砂糖は茶色いの三温糖。
視覚的に間違えようのないものに変えました。

今日はおせちで三温糖をかなり消費したため残り少なくて、白い砂糖を使わなければならず、注意せよ!と激しくアラートが鳴ったわけです。笑

せっかく時間をかけて豆を煮たのが惜しくて、何とかならないかと格闘した末、諦めた時に、思ったことがあります。

塩を大量に入れて台無しにした主婦としての実体験から得た、わたしの人生の教訓にしよう。

致死量の塩辛いぜんざいの記憶と人生の教訓

最初に強いきつい対応(塩)をしてしまうと、その後どんなに取り消そうとして、元に戻したくて、甘い言葉をかけても、優しい対応をしても、強いきつい対応から生まれた状況や傷は取り消せなくて、元に戻らなくて、修復不可能になることがあるんだよ。

美味しいぜんざいを楽しみにしていた家族には丁重に謝り、翌日小豆と三温糖を買って作り直しました。

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人間関係の厄介なことを記事にするのもどうかと思い、書かずにきましたが、ぜんざいを作ると思い出されるのが職場の困った人のこと。

勤めて5年になる職場に、いい年した大人が、わたしがわたしが!わたしはこんなに頑張ってる!という自負のもと好き放題な「子どもおばちゃん」がいるのです…。その人を見ると塩辛いぜんざいを思い出します。

判断基準はすべて自分の杓子定規なので、とても偏っているし、感情に任せた行動に出るので、周りはとんでもない迷惑を被っています。仕事はお出来になるのでもったいないです。

わたし自身には及んでいませんが、大事なパート仲間が無視やいじめに耐えられずどんどん辞めていきました。
感情に任せて職場で年配の男性社員にキレたこともありました。逆パワハラでした、あれは。

そんな強く、きつい行動をとった後、どんなにそれを取り繕おうとその場にいた私たちに説明してきても、変に優しくされても、逆に涙ながらに話されても、私たちの耳には入ってきませんし、心に響きません。

塩辛すぎるぜんざいの修復不可能さと、そういう職場の困った人の様子が重なって、何だか深いなぁ、人間関係もぜんざいと一緒やなぁとしみじみ思ってしまうのです。

わたしは長い間専業主婦でした。
新卒で働いた3年半の会社員と、5年のパート社員としてのお勤めの経験しかありません。
会社勤めだけが社会経験ではなくて、子育て中に子どもを通した付き合いや学校関係のことも社会経験ですよね。

どんな時でも周りの人とはある程度接する必要があるし、望まなくてもたくさんの人たちの中に揉まれることもありました。

どんな時も感情に任せて瞬発的に行動したり、発言することは避けてきました。
塩辛いぜんざいのおかげです♡←ホントか?!

子育ても経験して、東京に引っ越してきて、十分大人になった上で久しぶりに働いた5年間でもたくさん気づきがありました。

人に(我が子に対しても)何か意見したり、進言したりする時は気をつけよう。
最初にどえらいきつい対応をしたり、激怒してしまったり、酷い言葉を投げかけてしまったら、後でどんなにごめんねと謝っても、優しくしても、その時につけた傷や印象はそう簡単に取り消せないし、元通りにできないから。
例え修復できたとしてもずいぶん時間がかかる。だから言葉や態度には気をつけよう!
落ち着いて。度を超えないように。

今日も作りながら改めて引き締めました。

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今日のぜんざいはグラニュー糖で作り、美味しくできました。

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最後まで読んでくださってどうもありがとうございました😊


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