もしも転職するなら、
テレビ業界に行ってみたい、と思っていた。
なんか、ウィンドブレーカーみたいなやつに下はジャージを履いて、
どこから何が聞こえてるのかわからない無線をつけて、
電話しながら局中を走り回る。
大事なプロジェクトの前は死ぬほど忙しくて、寝る暇も食べる暇もないような日々。
だけど、出演者、裏方込めて多くの関係者がいて、
無事に成功した時はみんなで成功を喜び合うことができる。
こんな働き方が、なんとなく自分に向いていると思ったから。
そんな自分を想像できたから。
実際、テレビ局は少しだけ受けていた。
お母さんの知り合いのツテで、フジテレビで
"SMAP×SMAP"のプロデューサーをしていたとかいう、ものすんごい人にも会って話を聞かせてもらった。
だけど、そういう経験を経て気付いたんですよね。
あ、わたしテレビに興味ないわ。
テレビもそうだし、「何か0からモノを作り出す」ことに興味がない。
そのプロデューサーに言われたのが、
「今はSNSとか流行っててさ、昔と違って『1人1人がテレビ局を持っている』みたいな状態でしょ?要は、誰でも発信できるから。そんな時代の中で、テレビ業界に興味を持ってくれたっていうのはすごい嬉しいし、今この業界に参入するのは面白いと思うよ。」
うーーーん。
テレビ局での働き方に、わたしが大学4年間を捧げたダンスサークルでの活動を投影していた。
死ぬほど頑張ってみんなで一つのものを作り上げて、それが結果的に観る人の心にも響く。
でも、よく考えてみたらわたしはダンスをしている時も、ダンス自体よりも"みんなで何かをやること"の方が何倍も価値を感じていた。
だから、みんなほどプロのダンサーにも興味がなかったし、作品のクオリティを上げることにも興味がなくて、
どちらかというとこの期間でせっかく集まったみんなが、どうやったらダンスを楽しいと思ってくれるか、どうしたらこの組織を好きになってくれるか、とかそういうことを考えるのに一生懸命夢中になっていた。
その手段がたまたまダンスだっただけ、って感じ。
でもこれでもし「ダンサーになる!!」
とか言ってもそんなに上にはいけないですよね、笑
仕事もそうで、仕事なんだから、どんな業界にいても、どんな環境にいても、日々成長することが求められる。
「◯年目なのにこれもできないの?」
とかよく言われますよね、わたしもバイトで言われたことあります
テレビ業界における"成長"の最たるものは
「自分の番組を持つ」ことで、
いかにそこを見据えているか、いかに成長イメージができているかということが就活でも求められると思うから、
じゃあ向いてないし、ラッキーで就職しても多分働いてる意味を見失う。
色々考えて、行動した結果気付くことができました。
でも1年くらい職業体験できるなら、やっぱりやってみたい!!!!
向井理に会った〜♩とか言いたい!!!!!!!
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