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子どもの「行動」が理解できると解決策が見えてくる

こんにちは

感情を我慢してしまうHSPさん専門

夫婦関係改善カウンセラーの
マユです


今日は【子育て】のお話です。


先日の話なんですが、
スーパーで小さな子どもが
大声で泣いているのが聞こえてきたんです。


見ると5歳前後の男の子。

「もういいかげんにしてよ!」

お母さんはそう言いながら
困り果てた様子で
子どもを抱えて
出口の方に向かっていました。


スーパーなとで子どもに大泣きをされた経験
私もあります。

まわりからどう思われるかが気になって
早くその場から逃げ出したい!
と思いました。

そして、
“何でわたしを困らせるの!?”

と子どもの様子にイライラ。


もう一緒に買い物に行きたくない!
とまで思うほど嫌な思いをしたんですが、

この時の心境は
“わたしが泣きたいわよ…!!”
だったんですよね。

何で泣くのか分からずに
どうしていいか分からずパニックでした。


というわけで、
今日のテーマは

【子どもの行動が理解できると
解決策が見えてくる〜子育て編】です。


あなたはこういう経験はないですか?

✅子どものわがままに振り回される
✅子どもに泣かれるとつらい
✅反抗期の子どもとの関わり方がわからない
✅相手の気持ちがわからずモヤモヤする
など


この記事を読んでいただくことで、
それらの行動の目的を理解できて
対処方法も考えられるようになります。

明日から子どもが泣いても
これまでとは少し違った
見え方になると思いますよ✨

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ではまず、スーパーなどで
子どもが泣く理由を考えてみたいのですが
どんなときに泣いてると思いますか?

・買い物に飽きてしまったとき
・眠くなってきたとき

などもありそうですが、


うちの場合は
“お菓子を買わなかったとき”


だったんですよね。


私は子どものお菓子を
毎回は買わないと決めていたため、
ある日、3歳ぐらいだった息子は
「買って買って!」
とフロアに寝転んで大泣きをしました。



今回は具体例として、
当時はすごく驚いた
この息子の行動の「目的」
を考えてみたいと思います!

▼アドラー心理学の豆知識
「目的」とはその行動によって何を得ようとしているのか?ということです。

ではさっそくですが、
息子が大泣きをした目的は何だと思いますか?
(よかったら考えてみてください)


では書いていきますね。


息子は大泣きすることで
・自分の話を聞いてもらいたい
・相手をしてもらいたい
・ほしいものを買ってもらいたい

など

これらの自分の要求を叶えるための「手段」
として、泣くことを選択してたんですね。

つまり、息子は泣くことで
私からの注目を得ようとしていたんです


思い返してみるとたしかにそうで、
私は息子から「あれがほしい」
と言われても、「また今度ね」

とあまり真剣に
は取り合いませんでした。


すると息子はどう学んだかというと、

ほしいと言っても聞いてもらえない

だったんです。


すると子どもなりに考えて

自分の言うことを聞いてもらうために
「泣く」という戦略に出たんです。

そしてこれが効果がありました。

なぜなら私は泣かれると息子に
「もう、何で泣いてるの?」
「これがほしいの?」

と聞き、
泣き止んでもらうために最後には
お菓子を買っていました。


すると息子は

泣くと自分の話を聞いてもらえる』

と学び、ことあるごとに
「泣く」という行動に出ていたんです。

▼アドラー心理学の豆知識
この方法がうまくいくと学んだ息子は泣き方もひどくなりどんどんエスカレートしていきました。
これは私たち大人も同じで、怒ることで相手を思うように動かせると学んでいる場合、うまくいかなくても“もっと強く怒ればうまくいく”と考え、怒り方がきつくなることがあります。


ですがこの方法だと
不便だと思いませんか?


何で泣いてるのかがわからないと
親にとってもストレスです。

なぜなら心のどこかで
「子どもを泣かせる私はよくない
母親だ」

と感じてしまったり

「ちゃんと子育てできてないかも…」

などと不安に感じて、
泣かれるたびに嫌な気持ちに
なってしまうこともあるから。

ですが、それはあくまで
子どもの目的の達成の手段が
泣くという行動になっているだけなんです。

(親も子どももハッピーな
コミュニケーションではないですよね)



行動の目的を理解できると
泣かれたとしてもちょっと心の余裕が
出てきます。


では解決策として
どうすればいいかというと、

泣かなくても
話をちゃんと聞いてくれるんだと
学んでもらう必要があります

たとえば、泣き始めたときに
「どうして泣いているの?お話は聞くから
泣かずにお話をしてもらえるかな?」

としっかりと話を聞く姿勢を
子どもに伝える必要があります。

それでも泣き止まない時は
「泣き止んだらお話を聞くね」

と泣くことで注目をしないことが
大切になります。

お菓子をほしがり泣いた場合は
「泣かずに言ってくれるかな?」

と伝えてみたいです。

子どもの頃って自分のほしいお菓子を
選んで買ってもらえることが
うれしいと感じる体験だったりしますよね。

ただ、毎回は買えないという場合は

「今日はお菓子を買えないけどいいかな?」
「今度買ってあげるからそれでもいいかな?」


など、子どもとはいえ対等な関係として
子どもの意見も聞いて
ちゃんと話し合いをしてお互いの
意見を一致させておきたいです。

(約束は守ることもお忘れなく)

というわけでまとめです。

子どもの行動の目的を理解すること
・「泣くこと」で何を得ようとしているのか考えてみる
・泣く以外の方法で目的を達成できるように学んでもらう必要がある
・子どもとも対等なヨコの関係で関わってみる

原因を考えると誰かが悪者になりがちですが、目的で考えると別の視点で解決策が見えてきます。

子どもは親の注目・関心を集めるために
あの手この手で行動をします。

(日頃から話を聞いてあげる時間を
つくるのもいいかもです)


ぜひ「相手の行動の目的」を考えること、子育てだけでなく、夫婦関係にも当てはめて考えてみてくださいね🌸

それではまた。


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