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転職は日本経済を救う38 還暦を前にここまでの整理

前回の最後に、学習の源としての、自分が聴いているpodcastを紹介、なんて書いたけど、ふと考えた。
ちょっとマニアックになっているぞ。と。散漫、ともいえる。
ここはひとつ、これまでに書き綴ってきたことを整理すべきなのではなかろうか、と思うようになってきた。
どこで着地するか不明の書きなぐり文章を、一度納め、要旨をまとめるべきではなかろうかと。
ちょうど、一週間後に還暦を迎える。50代の最後に整理しておこう。

序盤は散漫でよかったのだ。時系列に私のような普通の人間の会社人生を語ることで、転職を疑似体験していただければ。

22年余の本社スタッフだった印刷会社、3年半のJSOXアドバイザリーを経験した監査法人、半年以上の失業を挟んで娯楽会社、
上場前の不動産会社、コロナ禍で転職を決め、2か月のブランクがあって、今年一月からまた不動産会社。
同じ不動産会社でも前者は入社当初売上数百億が、一部上場し、数年後には一兆を目指そうという急成長オーナー会社。
後者はここのところずっと売り上げ数百億の、少数精鋭オーナー会社。オーナー系不動産会社でもだいぶ違う。

この辺りの経緯をなぞった後、自分なりに転職を整理してみた。ここらから堂々巡りになる。
学習と人脈と感情が転職に肝要、などとほざいてみた。転職2.0のパクリでもあった。
ただ、予定調和では、ここで学習の大切さを訴えようと思っていたのに、なぜか、人脈が転職に利いた!と思い付いた。
自分の転職人生を振り返れば、ひとの影響が半端なかったから。おススメとパワハラと。両方が原動力になった。
前者は素直に友人のありがたさ。勧められて困ることはなかった。背中を押してくれた。
後者は上司のあほさ。3つ目のポイントの感情が発動し、我慢しなかった。これもある意味背中を押してくれた。皮肉にも。
機会を与えてくれたのはヒトだった。

でも、、、ここで冷静になった。機会を与えられるには、友人が進めてくれるだけの何かが自分にもなければなるまい。
パワハラは上司が気に入るか気に入らんか、プラス上司本人が会社から受けるプレッシャーの問題で、当方には何の責任もない。
ただ、仕事を勧めてくれる、ってことは、勘違いかもしれないが、ヒトが自分の中にあるポテンシャルを認めてくれたってこと。
そのポテンシャルを蓄えるには、学習しかなかろう。
しかもその学習も、会社を生きるための処世術ではありえない。そりゃそうだ、会社の外に出るのだから。
社会で通用する学習をしてきたってことだ。
・・・今にして思えば、そのスタンスそのものが、上司としては気に入らないかもしれない。
無論仕事に手を抜く気はさらさらなく、精いっぱいやってはいるものの、会社を生きてきた上司にとっては、おそらくにおいが違うのだろう。
鼻持ちならない、ってやつだ。自分と人種が違う、気に入らん。
無駄な付き合い残業などをする暇はない。自分の学習をせねば、というスタンスだ。

そうしてねん出した、限りある時間を有効活用して、社会に通用すべく学習を積む。
何を学んでいいかわからないので、自分が信頼できる人が語るpodcastを聴き、勧められた本を読む。
そうやって積み上げていった結果が、還暦までどうにか、納得のいく仕事をし続けられた、会社に勤め続けることができた、ってことになった。

これがいままで、37回分のあらすじってことになるのかな。

まあ言いたいことはほぼ言い尽くした感がある。
あとは、前回予告したpodcastの中身を少し紹介して、読んでる本についても少し語って、最後にあらためて、今の、世界から取り残され始めた日本経済を救うであろう転職の意義について語ろうと思う。

もう少しお付き合いください。

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