土屋勝英

59歳、会社員、印刷会社のSEから、J-SOXで監査法人に転職、さらに内部監査人として…

土屋勝英

59歳、会社員、印刷会社のSEから、J-SOXで監査法人に転職、さらに内部監査人として3社。 趣味は食べること、飲むこと、特に日本酒!。40年来のラグビー観戦。 そしてマラソン。走り始めて12年、自己ベスト3時間11分(55歳)。 一生勉強、BBT、読書に情報収集発信に励んでます

最近の記事

転職準備・勉強のススメ Vol.8 本を読んで他人の脳を拝借し、ブログを書いて他人を想定し、コミュニケーション能力を高める

就職で苦しんだあげく、金ない時間ない能力ない、と転職を諦めているロスジェネ世代に、現状打開をしてほしいとの思いで始めたコラム。 書いているうちに、これは別にロスジェネを前面に出さなくてもいいのではと、改題することにした。 満遍なく選んだpodcastで紹介された本を図書館で数多く読み、メモをブログに書き脳に定着させることで他人の脳をゲットできる。 結果相手の言っていることを理解して、自分の知見で話ができるようになり、コミュニケーション能力が高まる、というのが前回までのお

    • (ロスジェネ世代のための)転職準備のススメ Vol.7 本を読むメリット

      就職で苦しんだあげく、金ない時間ない能力ない、と転職を諦めているロスジェネ世代に、現状打開をしてほしいとの思いで始めたコラム。でも考えてみたらロスジェネだけでなく、誰でも十分活かせそうなので、()月に変更させていただきます。 お金をかけずに本を数多く読み、それを脳に定着させる方法を前回お伝えした。 さて、本が脳に定着して、それがどうして転職の準備につながるのか。 知識は身につくかもしれないが、それがどうした。仕事のスキルとは違うのではないか? そう考えても無理はない。

      • ロスジェネ世代のための転職準備のススメ Vol.6 図書館で借りた本を脳に定着させるには

        就職で苦しんだあげく、金ない時間ない能力ない、と転職を諦めているロスジェネ世代に、現状打開をしてほしいとの思いで始めたコラム。 ラジオ、新聞、雑誌系のpodcastで紹介された本を図書館で予約して読破し続けることで、それなりの知見を得る、ということを前回お伝えした。 【借りた本は忘れる?】 しかし。 借りた本は手元には残らない。 まして筆者は月に20-25冊読んでいる。 じっくり、ではない。ざっと読む。 線も引けない、内容を忘れてしまうのではないか、頭に残らない

        • ロスジェネ世代のための転職準備のススメ Vol.5 podcast+図書館 で無料で学ぶ

          就職で苦しんだあげく、金ない時間ない能力ない、と転職を諦めているロスジェネ世代に、現状打開をしてほしいとの思いで始めたコラム。 前回は、歩いたり走ったりしている間にpodcastを聴き、そこで紹介された本の中で気になったものを図書館で入手して移動の電車で読む、これだけで知識、教養は格段に高まる、ということを紹介した。 今回はこれをもっと具体的に、恥ずかしながら私の事例を紹介することで、説明したい。 【ラジオ局、新聞社、雑誌などのpodcastをまんべんなく聴く】 ip

        転職準備・勉強のススメ Vol.8 本を読んで他人の脳を拝借し、ブログを書いて他人を想定し、コミュニケーション能力を高める

        • (ロスジェネ世代のための)転職準備のススメ Vol.7 本を読むメリット

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          ロスジェネ世代のための転職準備のススメ Vol.4 お金をかけずにその能力を上げる

          新卒時がバブル崩壊時期に重なったというだけで、納得のいく就職ができなかったというロスジェネ世代にと再開したこのコラム。 バブル崩壊のせいで正規社員になれず、非正規、アルバイト、フリーターで糊口を凌ぐ40代。 正社員に離れたもののブラック企業にはまってしまって抜けられない40代。 そうした、金ない時間ない能力ない、と転職を諦めているロスジェネ世代に提案したいことがある。 現状を抜け出したいと思うなら、まずは自分の行動を変えてみよ、ということだ。習慣を、といったほうがいいかもし

          ロスジェネ世代のための転職準備のススメ Vol.4 お金をかけずにその能力を上げる

          ロスジェネ世代のための転職準備のススメ Vol.3 何にしても必須なのはコミュニケーション能力 読む書く聴く話す

          毎回お話ししているが、VUCAの時代、これからどんな時代になるか、何が必要になるか、誰もわからない。 英語だってAIが、ポケトークが何とかしてくれる時代。 会計も、データさえぶち込めば、クラウドのアプリでちゃっちゃとやってくれる。大企業はまだ無理だろうけど、、 ぜーんぶAIがやってくれて、我々はベーシックインカムで、AIのおこぼれにあずかればいいのか? そうではないだろう。 では何が残るのか。 ひとつは人間の本能的に沸き起こるパッション。 芸術の世界?。これも、AIは上手

          ロスジェネ世代のための転職準備のススメ Vol.3 何にしても必須なのはコミュニケーション能力 読む書く聴く話す

          ロスジェネ世代のための転職準備のススメ Vol.2 このコラムが役に立ちそうな人はどういう属性か

          ロスジェネ世代、といっても、中には満足できる就職をしている人もいれば、起業をして成功している人もいるだろう。 当然そういう人はこのコラムの対象外だ。 私のコラムが役に立つ可能性があるとしたら、こういう人たちだろう。 正規雇用か非正規雇用か、はたまたフリーターか、そういうことは関係ない。 時間がない お金がない 能力がない この逆三拍子揃った方に対してであれば、私がこれから書こうとしていることは、少しは役に立つのだと思う。 例えば、、ブラック企業に入ってしまって、抜け出した

          ロスジェネ世代のための転職準備のススメ Vol.2 このコラムが役に立ちそうな人はどういう属性か

          ロスジェネ世代のための転職準備のススメ Vol.1

          前回まで「転職は日本経済を救う」として、自分のこれまでの4回の転職の経緯を中心に語ってきた。 59歳で4回目の転職を果たしたところで体験談は終わり、自分が誰に何を訴えようとしてこのコラムを書き続けてきたか、今一度見直してみた。 結果、私が対象にすべきは就職氷河期世代、今の40代を中心とする、いわゆるロスジェネ世代であることを再認識した。 バブル後の日本経済の崩壊で、各企業が採用を手控え、世代全体が就職に苦労した世代。 結果納得のいかない就職をしたり、いやそれならまだましで、正

          ロスジェネ世代のための転職準備のススメ Vol.1

          転職は日本経済を救う42  仕事に苦労しているのはロスジェネ世代

          前回、50代に、仕事の意識を変えてもらい、新たな職場に飛び込んでほしい、それがこのコラムの目的、と書いた。 ・・・ちがう。 申し訳ない。多分この世代に、もはや切実感はない。逃げ切りかあきらめか。 子育ては終盤だろう。高校生、大学生の学費に苦しんでいる最中。 ここで転職して大逆転、という人もそうはいないだろう。それなりの会社にいればなおのこと。 つまり、エネルギーがない。 ではどこにそれがあるか?エネルギー、マグマがあるか。 ロスジェネだ。 高度成長、バブルを知らないロス

          転職は日本経済を救う42  仕事に苦労しているのはロスジェネ世代

          転職は日本経済を救う41  変わるべきは50代

          前回、前々回に続いてもう少しこのコラムのタイトルの意味を考えてみた。podcast披露編は次回こそ! 30年停滞している日本経済の現状を打破すべく、転職をおススメしているこのブログ。 なぜ日本経済が停滞しているかの分析はたいしてせぬまま、とりあえず自分の転職経験を語り続けた。 さらに、転職できるためのポイント、学びなどを語り始めた。 そして前回は脱線して、日本経済が停滞しているから、45歳定年、企業内失業に備えるために、転職の準備を、学びを、ということで終わった。 しかし、

          転職は日本経済を救う41  変わるべきは50代

          転職は日本経済を救う40 45歳定年説の意味

          前回に続いてもう少しこのコラムのタイトルの意味を考えてみた。podcast編はまたあとで 【終身雇用崩壊】 終身雇用、年功序列、会社の命令通りに一所懸命仕事していれば一生面倒見るよ、ということが成立していた高度成長時代。 サラリーマンは満員電車、深夜残業、もしくは付き合い呑み会にと滅私奉公、地域や家庭を顧みず会社に尽くしてきた。 それが、右肩上がりの高度成長が終わり、さらにバブルもはじけ、30年間成長しない日本になってしまうと、会社は社員を持て余すようになってきた。 リス

          転職は日本経済を救う40 45歳定年説の意味

          転職は日本経済を救う39 日本の状況 20211031衆議院議員選挙投票日を翌日に控えていいたいこと

          【前回予告のお詫び】 前回の予告で、今回は私の学習方法、正解のない世の中で何を学ぶかをどう決めているか、その方法として、podcast活用をテーマとするとしていた。 しかし、2021年10月31日の衆議院選挙を目前にし、論点が明確になる中、これだけは語っておきたいことが出たので、そちらを優先させていただくことにした。 そのことは結果的には、このコラムのタイトルの「転職は日本経済を救う」に直結するので、ご容赦いただきたい。 【低投票率は現状容認?】 ここ数回の総選挙の投票

          転職は日本経済を救う39 日本の状況 20211031衆議院議員選挙投票日を翌日に控えていいたいこと

          転職は日本経済を救う38 還暦を前にここまでの整理

          前回の最後に、学習の源としての、自分が聴いているpodcastを紹介、なんて書いたけど、ふと考えた。 ちょっとマニアックになっているぞ。と。散漫、ともいえる。 ここはひとつ、これまでに書き綴ってきたことを整理すべきなのではなかろうか、と思うようになってきた。 どこで着地するか不明の書きなぐり文章を、一度納め、要旨をまとめるべきではなかろうかと。 ちょうど、一週間後に還暦を迎える。50代の最後に整理しておこう。 序盤は散漫でよかったのだ。時系列に私のような普通の人間の会社人生

          転職は日本経済を救う38 還暦を前にここまでの整理

          転職は日本経済を救う37 podcastと読書から拾って世の中を学ぶ

          前回まで、会社で生きるために学ぶよりも社会で生きるために学ぶほうがいい。 しかし、何を学べばいいか、世の中に正解はなく、行き当たりばったりに学ぶしかないのではないか? と、最後は無責任な論を述べて終わった。 なんといっても未来は誰にも読めないのだから、試行錯誤、失敗覚悟で学ぶしかないという認識だ。 しかしそうはいっても時間は有限。どうしたらよいのか、ということで、学びと時間の関係について、これも実体験から述べていこうと思う。 かつては私も「大前研一氏へのあこがれ」→大前研

          転職は日本経済を救う37 podcastと読書から拾って世の中を学ぶ

          転職は日本経済を救う36 正解のない世の中に学ぶ

          前回は会社で活きるために学ぶか、社会で生きるために学ぶか、という話をした。 出世には前者のほうがいいに決まっている。 だが、会社とて絶対ではない。いざ転職、となったときには後者が有利になる。 とはいうものの、後者はわかりにくい。 前者は会社の様子を見て、これがいい、と思うものを徹底して研究すればいい。狭い社会だ 後者は、相手は広い社会だ。何を学ぶことが一番有利なのか、さっぱりわからない。 ・・・だからこそ前者に走りがちなのかもしれない。 目の前の目標を目指すほうが楽だからだ

          転職は日本経済を救う36 正解のない世の中に学ぶ

          転職は日本経済を救う35 会社で生きるために学ぶか、社会で生きるために学ぶか

          前回は、社会に出てからも学び続けること、今はやりの言葉で言えば「リカレント教育」が転職に有効、という話をした。 転職に有効、ということは、社会に役に立つ人材、ということになる。 その意味で、何を学ぶかが重要になる。 これまで書いてきたように、私は闇雲に、目的も定まらない中で学んできたきらいがある。たまたま、結果的に、そういうスキルにニーズのある仕事があり、転職できた。ラッキー、ということだ。 しかし、学ぶ内容によっては、絶対にラッキーがないもの、世の中で役に立たないも

          転職は日本経済を救う35 会社で生きるために学ぶか、社会で生きるために学ぶか