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天国への近道

「永遠の命とは、唯一のまことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。」ヨハネの福音書17章3

【いやしのみわざと集まった群衆】


24そこで、その評判はシリヤ全地にひろまり、人々があらゆる病にかかっている者、すなわち、いろいろの病気と苦しみとに悩んでいる者、悪霊につかれている者、てんかん、中風の者などをイエスのところに連れてきたので、これらの人々をおいやしになった。

25こうして、ガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤ及びヨルダンの向こうから、おびただしい群衆がきてイエスに従った。

マタイ4:4-25 (ルカ6:17-19)

【山上で教え始める。山上の垂訓《さんじょうのすいくん》】


・幸いな人たち
1 イエスはこの群衆を見て、山に登り、座につかれると、弟子たちがみもとに近寄ってきた。

2 そこで、イエスは口を開き、彼らに教えて言われた。

3 「こころの貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。

4 悲しんでいる人たちは、さいわいである、彼らは慰められるであろう。

5 柔和な人たちは、さいわいである、彼らは地を受けつぐであろう。

6 義に飢えかわいている人たちは、さいわいである、彼らは飽き足りるようになるであろう。

7 あわれみ深い人たちは、さいわいである、彼らはあわれみを受けるであろう。

8 心の清い人たちは、さいわいである、彼らは神を見るであろう。

9 平和をつくり出す人たちは、さいわいである、彼らは神の子と呼ばれるであろう。

10 義のために迫害されてきた人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。

11 わたしのために人々があなたがたをののしり、また迫害し、あなたがたに対し偽って様々の悪口を言う時には、あなたがたは、さいわいである。

12 喜び、よろこべ、天においてあなたがたの受ける報いは大きい。あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。

・塩と光のたとえ 5:13-16 (マルコ9:50、ルカ14:34-35)
・律法と預言者について 5:17-20 
・怒りについて 5:21-26
・姦淫《かんいん》について 5:27-30
・離婚について 5:31-32
・誓いについて 5:33-37
・復習について 5:38-42 (ルカ6:29-30)
・敵を愛することについて 5:43-48 (ルカ6:27-28、32-35)
・施《ほどこ》しについて 6:1-4
・祈りについて(主の祈り) 6:5-15 (ルカ11:2-4)
・断食《だんじき》について 6:16-18
・宝について 6:19-21 (ルカ12:33-34)
・からだのあかりについて 6:22-23 (ルカ11:34-35)
・ふたりの主につかえることについて 6:24 (ルカ16:13)
・心配と不安について 6:25-34 (ルカ22-31)
・人を裁くことについて 7:1-5 (ルカ6:37-38、41-42)
・聖なるものをけがすことにすいて 7:6
・求めなさい。そうすれば与えられる 7:7-11 (ルカ11:9-13)
・黄金律 7:12 (ルカ6:31)
・狭い門と大きい門について 4:13-14 (ルカ13:24)
・木とその実について 7:15-20 (ルカ6:43-44)
・『主よ、主よ』と言うだけの者について 7:21-23 (ルカ13:25-27)
・二つの土台について 7:24-27 (ルカ6:47-49)

28 イエスがこれらの言を語り終えられると、群衆はその教にひどく驚いた。

29 それは律法学者たちのようにではなく、権威ある者のように、教えられたからである。

マタイ5:1-7:29

山上での教えは5-7章あるのでサブタイトルを書きました。

当時はマイクや拡声器などなかったのに、大群衆に教えを聴かせるのは凄いです。
現在もイエス様の権威ある教えを聖書で聞けるとは感謝です。

【場所】
場所ははっきりしていませんが、ガリラヤ湖の西に小高い丘がいくつかあって、キリスト教研究者の方々が、湖の北端のカペナウム近郊がその場所だと推測しているそうです。
その丘の一つは祝福の山と呼ばれ、丘の上には「山上の垂訓教会」が建てられています。
「山上の垂訓教会」で検索すると素敵な写真が見れます。


記事を見てくれてありがとうございます。少しずつですが、聖書の神を投稿していきたいと思っています。今後とも長いお付き合いになるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

※記事に使用している聖句は、日本聖書協会発行の口語訳聖書。
新約1954年版、旧約1955年版は2005年に著作権保護期間が終了している。

聖書絵本を全国の書店に並べられることが夢です。沢山の人々にまことの神を知ってもらいたいとの思いで作成しました。神の働きにサポートしていただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。