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自分のエネルギーを守るには、自分がどうにもできないことに関わりに行かない

あなたは何に対して怒っていますか。
何に対して悩んでいますか。
何があなたを苦しめていますか。

家族ですか?
職場の人間関係ですか?
周りの人の視線ですか?
お金の問題ですか?
恋愛ですか?

あなたを悩ませて苦しませているものは、今、ここにありますか?
あなたが、どうにかできることですか?

私は、自分にはどうにもできない、他人の性質に反応していました。
話の本筋から離れた話を上司に報告する人や、悪口への同意を求めてくる人や、人の話を聞かない人、こうした人に「いらいらするなあ」と思っていました。

そして、それを「そういう人なんだよ」と自分で自分に言い聞かせながら、心の奥では勝手にイライラして、自分の心のエネルギーを消費していました。

また、失ったもののことを考えて、「あの時こうしていれば」「私がこんなことをしたから」「私はもうどうでもいい存在なんだ」「周りの人も自分のことをそういう風に見ているんだ」と、今、ここにないものに執着していました。

多分、これからもそうしたことに、反応してしまうと思います。

それでも、
「ああ、そう考えているんだなあ」
と、私の思考が頑張っているんだなあ、と見て、自分のエネルギーをどう使うかを選ぶことはできると思います。

そうやって、自分が何を考えているのかを客観的に見ることができれば、自分の心に余裕が生まれて、他の人の考えを受け入れる隙間ができるんじゃないでしょうか。


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