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夢は公言すると叶う?/願ってた2つの事が現実に。&散歩のススメ。

10年以上前の事です。
いつもモヤモヤして何もかもうまく行ってなかった時期がありました。
私は、自分の中で何かしら答えを探したい、そういうタイプだったため、手当たり次第本を読みました。
「引き寄せの法則」の類の本も何冊か読みました。
覚えているのは、いま起きている現実と、叶えたい事の間に乖離がありすぎないようにする事。
その落差があり過ぎると人生は辛くなると。
(例えば、失った恋人や近しい人ともう2度と会えないのに、どうしてもまた会いたいと思えば思うほど辛い。など)
実現できない事はなるべく思考するのをやめて、実現できそうな夢を誰かに語り、あとは淡々と過ごす、というようなそんなふわっとしたイメージでいると、不思議とそうなるよ、というような事と漠然と記憶しています。

私は、その時感じていた悩みがあまりに大きく(当時はそう感じていました)
ある時自分にどうにも対処できなくなった時、惰性で通っていたバイオリン教室の帰りだったので、バイオリンを背負ったまま何も考えず街中の路地を歩き回りました。

自分の内面にばかりベクトルが向いていたのが、歩いていると不思議と少しずつ回りが見えてきました。
ジャズが流れているお店の前に、おじいさんが座っていたり
ただのマンションみたいなんだけど壁中にお花が綺麗に飾ってあったり
こんなところにカフェがある!とか
小さな公園があって子供が遊んでいたり。

そのうち、
あれ?私なんだか楽しい。
って気付いたんです。

その放浪の果てに、「古本とコーヒー」という看板が目に入り、吸い寄せられるようにふらふらと勝手に足が向きました。そして、店先に置いてあった1冊の本に目を奪われました。

それがこちら。

パラパラとページをめくると、この絵に目が釘付けになりました↓

野津手(のって)重隆さん という方の作品で、
この絵のモデル、阿佐ヶ谷の「ヴィオロン」は現存する!という事がわかりました。

行ってみたい!
その思いは、数年後に実現しました。
そのお話はまた今度^^;

で、放浪の末に辿り着いたその古本屋さんの店主さんと、珈琲を飲みながらお話させて頂いたのですが、 とても話しやすい方で(聞き上手で、、カウンセラーみたいでした。)

いつか、こんなお店に毎日通えるようなところに住みたい という事と、当時ヴァイオリンを習って6、7年の頃で(現在習い始めてから18年です)いつか、弦楽合奏のグループに入りたい
と話したんです。

その2つともが、今叶っています♡

本当にやりたい事があるなら、その事を常に忘れない事と、そして誰かに公言する。
私の場合、たまたまですが、受け止めてくれる知らない他人に何気なく言ってしまった。
それだけなのに、アンテナに何かが引っかかる。(物件が引っかかった!)アマオケなど全くの想定外だったけど、不思議なご縁で、来るもの拒まずなオケに入れてもらい、もう10年が経ちました。

街暮らしは実現したものの、この古本屋さんは残念ながら少〜し遠いためほとんど行ってないのですが、
1度だけお邪魔して、前にお話しした2つが現実になりましたー♬
とご報告したら、とても喜んでくださいました。

うん!また足を運んでみようと思います。
お元気かなー?

✳︎✳︎✳︎

以前、自分が何かにフォーカスする時のベクトルの事についてちょっとだけ書いた事がありました。

ベクトルを、他人に向けると辛くなる気がします。人の目が気になるし、人と比べてしまったりするから。
だから、ベクトルは自己に向けると良いと思っていたけれど、ずっと自分に向き合い続けるのもしんどいようにも思います。
そんな時、自分に向き合い過ぎて気がつかなかった自然や街並みに目を向ける事で、意外なほどに心は癒される事をあの時知りました。

歩く事は、いろんな障害物を避けたり赤信号で止まったり人にぶつからないように気を使ったり段差に気をつけたりと、認知機能や運動機能の維持のためにいいだけでなく、心の栄養も得られるように思います。

何かモヤモヤする時は、何も考えず歩く事、
おススメしたいです。

それではまた。
最後までお読み頂き
ありがとうございました❤︎


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