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月刊MJ 2024年1月号

あけましておめでとうございます。
日本文化やお祝いごと、贈り物、お菓子などと密接なつながりのある「水引」。2024年の新年号では、水引についてご紹介させていただきます。

水引というと御祝儀袋の蝶結びや結び切りなどがなじみがありますが、最近ではかわいい結びのものやアクセサリーとして使われているのをよく見かけますね。

そんな中、凛とした作品が素敵な水引作家の田中杏奈さんにご協力をいただき、特集を組ませていただきました。

田中さんの作品

田中さんと水引の出会いについてはMJをお読みいただければと思いますが、田中さんの育ってきた環境や記憶が、作品づくりにおいて大切な役割を担っているということをお聞きして、作品の魅力をより強く感じるようになりました。
淡路島の南端の田舎町で過ごされ、季節ごとの行事や慣わしを経験し、幼少期から日本文化に興味があった田中さんは、水引を通して自然の流れの中にある日本的な行事や風景を表現したいという思いで作品を制作されています。

田中さんに東京から弊社までお越しいただき、インタビューと水引のワークショップをお願いしましたが、水引は制作してみるとその難しさに驚きます!

ワークショップの様子と二十四節気に合わせ田中さんが選んだ水引の色合い

水引制作では、できるだけ短時間で、水引に触る回数を少なくすることが、結びの美しさにつながると教えていただきましたが、いざやってみるとうまく形づくれず、何度も何度も触ってしまい糸がヨレヨレになっちゃいました。
下手な私は形をつくるために水引を触って整えようとしますが、
田中さんは水引のしなりを形に反映させるように手が動くので水引のピンと張った状態保たれて形も美しいんです!頭ではわかっていても、全くできない!!!
訓練あるのみですし、田中さんの凄さを感じました。

ワークショップに参加した4人の作品

なんとかポチ袋ができましたが、選べる紙の種類と綺麗さもあって、なんとか見れる範囲のものにはなりました。


田中杏奈さん
水引作家、講師。
水引手仕事のライフスタイルブランドhare 主宰。
https://www.mizuhikihare.com


株式会社メイワ
愛知県名古屋市西区那古野1-37-10
TEL:052-565-1722 / E-Mail:mw@maywa.com
www.maywa.com

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