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VALORANT世界一を決めろ #03

 前回は2021年のVCTとその年のおすすめのチームを紹介していきました。今回の記事では2022年のVCTや2023でも日本のファンたちを熱くさせたZETA DIVISIONについて紹介します。

 VCT Champions 2022は、2022年8月31日から9月18日の間にイスタンブールにて開催された。この大会は特に全チームのレベルが高く、ファンは各試合を通じて、プロプレイヤーたちの驚異的なエイム、緻密で迅速、連携プレーを目の当たりにした。また、VCT 2022は、従来の競技シリーズの地域であるアジアに進出幅を持たせた。ヨーロッパ、北米などの地域に加え、新たな地域も参戦。これにより、プロプレイヤーたちが様々な地域のトップチームと対決する機会を得て、地域ごとのプレースタイルや試合の違いが、試合の展開に新たな要素を与える。加えて、大規模な競技会場での熱狂的な応援や、オンラインストリーミングでの視聴など、ファンはその方法を選ばずにVCT 2022の熱気を感じることができたことから、SNS等から多くの絶賛の声が上がった。

多くの魅力を持った出場チームを紹介します。NAからは国際大会であるVCT Masters 2022 Stage1で優勝したOptic Gamingや、EMEAからはVCT Masters 2022 Stage2で優勝したFun Plus Phoenix(FPX)、VALORANTの特徴であるスキルを完璧に使いこなすFnatic、サーキットポイントで出場できなかったチームが各地域で最後の出場枠かけて争うLCQを勝ち抜いたTeam Liquidなどが出場しました。そして、アジア地域であるAPACからは現在でも敵を倒すフィジカル力というもので最強の名を持つPaper Rex(PRX)が出場、ブラジル地域代表のLOUD、韓国地域代表のDRX、EAST ASIA代表のEdward Gaming(EDG)、そして、日本からはZETA DIVISIONが出場しました。

次に結果を紹介していきます。最終的なVCTの順位は、1位LOUD、2位Optic Gaming、3位DRX、4位FPX、そして注目のZETA DIVISIONは9~12位となってしまいました。しかし、ZETA DIVISIONが属するグループB。このグループを突破したのはOptic GamingとLOUDでした。つまり、同じグループステージに優勝したLOUD、準優勝のOptic Gamingがいたことを考えるとグループステージに恵まれなかったことも順位に影響してしまってそうです。

それでは、今回はZETA DIVISIONについての紹介です。ZETAは2020年に発足した比較的新しいチームです。VALORANTを中心に様々な大会に出場し、堅実なプレイスタイルと正確なAIMで日本のみならず、海外にも多くのファンを持ちます。選手は、VCT2022に出場したメンバーを紹介します。Crow、Dep、Laz、SugarZ3ro、TENNNの5人です。特にDepはVALORANTとは別のゲームにてその天才的なプレイから国内外から別名「神の子Dep」と呼ばれるほどのプレイヤーであったり、VALORANT内でAIM依存のキャラであるチェンバーというキャラを完璧につかいこなすLaz選手などの魅力的な選手がZETAには所属しています。Lazについてはチェンバーを選択するだけで、会場や海外のアナウンサーが盛り上がるほどです。現在、ZETAの勢いはさらに増しているので、今後の活躍に注目です。