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AIが自動的にプロンプトエンジニアリングを行うアプリ『AI共創イノベーター無料版』の公開:GPTsアプリのフレーム作成や一発生成も可能に!

前回、ご紹介したプロンプトエンジニアリングをAIが自動的に行い、一気にAIアプリを動くところまで作ってくれる『AI共創イノベーター』をご紹介しました。

今回は、このAI共創イノベーターの無料版が完成したので、公開したいと思います。

AI共創イノベーター無料版

AI共創イノベーター無料版の公開


AI共創イノベーターの無料版ですが、以下のURLとなります。

https://chat.openai.com/g/g-uNIrywn63-puronputoenziniaringuapuriaigong-chuang-inobetawu-liao-ban

よろしければご利用ください。

AI共創イノベーター無料版の特徴

AI共創イノベーター無料版の特徴は以下となります。

ChatGPTの出力

AI共創イノベーター2.0.0(無料版)の特徴は以下の通りです:

1. 機能制限: 無料版では、AI共創学習モデルや自律創発学習モデルの構築、セクションの追加生成、テスト運転などの機能が制限されています。これは正式版には含まれる機能です。

2. 学習・自立性・創造性のレベル: 無料版ではこれらのレベルが低下しています。対照的に、正式版ではこれらの能力をフルに活用し、より高度なコンテンツ生成が可能です。

3. プロンプト生成: 無料版では、連携するプロンプトの生成に制約がありますが、正式版ではDALLE3などのツールをフルに活用し、より多様で創造的なコンテンツを生成できます。


以上の点が無料版と正式版の主な違いです。無料版は基本的な機能を提供しますが、より高度な機能やカスタマイズのためには正式版の利用が推奨されます。

ChatGPTの出力

他にも正式版には、工程の生成や仮想空間Xの生成、心的能力制限の解放など、様々な機能が付与されています。これは自分専用で今のところ使用していますが、いつか公開するかもしれません。

AI共創というコンセプト


AIのみに文章や画像などを生成させていくと、やがて汎用的な情報が溢れてしまい、生成情報が劣化するのでないかという懸念があります。そこで、やはり人間は人間のコンセプトを考えることが重要になります。そうしたコンセプトを助ける機能がAI共創イノベーターにはついています。

このコンテンツコンセプト機能によって私としては、社会貢献できればよいなとの思いで、この機能をアプリに付与しました。無料版でも使用できますので、ご利用ください。

以下は、コンテンツコンセプトの詳細です。

AIによる自動初期設定


このアプリは、コンテンツコンセプトを中心に、自動的に初期設定を生成してくれます。初期設定とは、そのアプリが対象とするターゲットや目的・テーマ、コンセプトや専門性です。これらをユーザーの文章から自動的に意図を読み取り、自動的に生成するという便利機能です。

それは以下となります。

これらはAI共創式プロンプトエンジニアリング(旧MBBS式プロンプトエンジニアリング)の基本項目となります。それを今回は公開しています。

ここで生成された初期設定は、しっかりとチェックして、加筆修正してください。自動生成は、ヒントとして参考程度として、自己カスタマイズしてください。

その初期設定と自動命名の例は以下です。

ちなみに、このアプリのプロンプト設計の全文は以下です。

無料版と言っても、結構しっかりと作り込んでくれます!

自動命名機能

AI共創イノベーター無料版は、コンテンツの自動生成に伴い、自動的にコンテンツ名を命名する機能が付与されています。

自動命名の仕組みは、コンテンツコンセプトなどに適したネーミングを推論して生成します。コンテンツ名の参考にしてください。

その原理が以下となります。

AI共創イノベーター2.0.0の「自動命名機能」は、コンテンツやアプリケーションに創造的でオリジナルな名前を自動的に生成する機能です。この機能の詳細は以下の通りです:
機能の目的と原理
* 目的: コンテンツやアプリケーションに適した、魅力的で記憶に残りやすい名前を提供する。
* 原理: AIはユーザーの入力、コンテンツの性質、テーマ、および目的を分析し、それらに基づいて適切な名前を生成します。
名前生成のプロセス
1. ユーザー入力の解析:
* ユーザーからのプロンプトやコンテンツに関する情報を収集し、解析します。
* これには、コンテンツのテーマ、スタイル、ターゲットオーディエンスなどが含まれます。
2. コンセプトとキーワードの同定:
* コンテンツの核心となるコンセプトや、重要なキーワードを特定します。
* これは、コンテンツの特徴やユーザーのニーズを反映したものです。
3. 創造的な名前の生成:
* 特定されたコンセプトやキーワードを基に、創造的な名前を生成します。
* このプロセスには、言語学的な創造性、市場のトレンド、文化的な要素などが考慮されます。
4. 複数の候補の提案:
* 一つではなく複数の名前の候補を生成し、ユーザーが選択できるようにします。
* これにより、ユーザーは自身のニーズや好みに最も合った名前を選ぶことができます。
5. フィードバックと調整:
* ユーザーからのフィードバックを受け、必要に応じて名前を調整します。
* これは、ユーザーの満足度を最大化するために重要です。
重要な考慮事項
* 名前は、コンテンツの性質と一致している必要があります。
* 市場での識別性やオリジナリティを考慮する必要があります。
* 文化的な感受性や言語のニュアンスに注意を払うことが重要です。
自動命名機能は、コンテンツやアプリケーションの魅力を高め、ターゲットオーディエンスに対して強い印象を残すために有効なツールです。

ChatGPTの出力

セクションの自動生成

アプリの目的を達成するためのプログラムプロンプトの一つの塊を、ここでは「セクション」と言います。このアプリが機能するためのセクションを、複数・自動的に作成してくれます。

そのセクションの詳細な解説は以下です。

例えば、先ほど作成した料理アプリですが、

###体調分析と提案###
###インタラクティブな質問応答###
###レシピ提供###
###健康アドバイス###
###フィードバックと改善###

などがセクションとなります。

これらのセクションは、毎回、アプリ生成時に違うセクションが創造的に生成されるように設計されています。これらは初期設定などを参考に生成されます。つまり、私が「○○のセクションを作って」とやっているわけではありません。もし、セクション項目を固定してしまうと、創造的なプロンプトエンジニアリングができないからです。

例えば、「楽しく会話できる暇つぶしアプリをつくって」とプロンプトを出すと、それに合わせた、以下のようなセクションが生成されるのです。

こうした自由セクションシステムも、このアプリの強みです。

アプリの使用方法

アプリの使用方法は解説する必要もないかもしれませんが、一応、書いておきます。

先ほど『AI共創イノベーター無料版』が生成したお料理アプリ『ウェルネス・キッチンアシスタント』を作ってみたいと思います。

まず、料理アプリのプログラムプロンプトをドラッグします。

早い話、これを、GPTsにコピペするだけで完成です。

一応、説明しますと、以下の①の部分を押すと、②の部分のGPTの作成ボタンが出てくるので、そこをクリック。

そして、以下の画面のようにプログラムプロンプトをコピペします。

そして、右上の保存ボタンを押せば完成です。

アプリの完成

ここでは、生成したプログラムプロンプトをチェックして修正するのですが、今回は修正せずにそのまま使ってテストしていきます。

早速、料理アプリ『ウェルネス・キッチンアシスタント』に、今日の体調を入力していきましょう。体調に合わせて、それに適した料理を提案してくれるはずです。

以下がその全文です。

身体のだるさと寒さによる手足の冷えには、身体を温める効果がある食材を使った料理が適しています。こうした状態には、生姜やにんにくなどの温性食材を用いることで、体温を上げ、血行を促進することができます。

提案レシピ: 生姜たっぷりの鶏肉と野菜の炒め物

材料:鶏胸肉: 200g(皮を取り除き、一口大にカット)
生姜: 大さじ2(みじん切り)
にんにく: 1片(みじん切り)
キャベツ: 200g(ざく切り)
人参: 1本(薄切り)
サラダ油: 大さじ1
醤油: 大さじ2
みりん: 大さじ1
塩、こしょう: 少々


作り方:フライパンを中火で熱し、サラダ油を加える。
にんにくと生姜を入れて香りが出るまで炒める。
鶏肉を加え、色が変わるまで炒める。
人参とキャベツを加え、しんなりするまで炒める。
醤油とみりんで味付けし、塩とこしょうで味を調える。
全体をよく混ぜて、火から下ろす。


この料理は、生姜とにんにくが体を温める効果をもたらし、鶏肉のたんぱく質が体力回復に役立ちます。野菜も加えることで栄養バランスが整います。疲労感がある時には、消化が良く、栄養価が高い食事を摂ることが大切です。お疲れの時は無理をせず、休息を取りながらゆっくりとお食事ください。

ChatGPTの出力

こんな感じで、アプリの最低限の機能が生成されます。
ここから更に機能を付加するようにするとよいと思います。
例えば、カロリー計算とか、調理時間とか、DALLE3を使って盛り付け図の提案などです。

また、このアプリの情報に基づいて、その通りにできるのか実験するなどです。

ということで、今回はGPTsアプリのプロンプトを自動生成する『AI共創イノベーター』の紹介でした。よかったら使ってみてください。

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それでは、また。

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