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歴史は繰り返す

今日は、ついに、ボスに退職の旨を伝えたのですが…。

何やら、ぐちゃぐちゃ言っていたボス。

余りにもくだらな過ぎて、スルー(笑)。

しかし、次が決まっているため、執拗な引き留めはありませんでした。

ところが、…。

とばっちりを受けたのは、私の後輩。

ボスに別室へ呼ばれ、1時間程帰って来ませんでした…。

部屋からは、微かにお互いの怒鳴り声が聞こえて来ました。

そして、昨日に続いて、彼女と外食ランチ。

怒り心頭でした…。

「花甘露さんのやっていた仕事を、全て私に振ろうとして来たんですよ!」

(そんな、アホな!)

ヤツの考えそうなことです…。

職種未経験で入社した彼女に、難易度の高い仕事を任せようとしたボス。

しかも、彼女の入社時には、この仕事をさせない約束をしていたそうです。

ちなみに、私も未経験で、しかも、たった2日の引き継ぎのみでこの仕事を回して行くハメに…。

今考えると、凄いことでした(笑)。

オシャレなパスタランチを前に、三角目の後輩。

「この仕事をさせるんなら、退職しますからね!」とボスに言ったところ、キレられまくって、怒鳴りつけられたのだとか…。

「私、負けませんでしたからね!」と後輩。

彼女には、昨日、今日の朝、退職の申し出をすることを予告していました。

心の準備ができていた後輩。

今日のところは、勝利です。

後輩には、多大なるエネルギーを使わせてしまいました…。

申し訳なさそうにする私に、彼女が言いました。

「花甘露さんは、悪くありません!」

「アイツ(ボス)がバカなんです!」

(あ~あ…)

毎回、退職者が出る度に、この様な事態に…。

その場しのぎの男(ボス)は、全く学習する気配がありません。

「私も、秋までには辞めますからね!」と後輩。

連鎖退職は、こうして起こるのでした…。

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