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正直なところ

最近、転職活動を始めました。

昨日は、新たな転職エージェントの方とお話をしました。

現在、ある所から入社のオファーが来ていて、職場見学にも行ったのですが、収入が今よりも下がってしまうことが判明。

職場脱出はしたいけれど、収入が下がるのはどうかと…。

今回お話したエージェントのおじさんによると、「今、あなたの職種は人手不足ですから、早まらない方が良いですよ!」とのこと。

聞けば、バブル崩壊以降、人を育ててこなかった企業で、私の今行っている仕事ができる人達が退職等で職場から消えてしまい、慌てて職種経験者を募集しているのだとか。

「ここ3年位で流れが変わってきました!」

「もっと、条件の良い所で働けるハズです!」

確かに、エージェントの方のおっしゃる様に、面接では、代表が「経験者が応募すらしてくれません…」と嘆いていることもしばしば。

私の居る業界は、零細な職場が多く、労働条件はイマイチ。

今の職場で、ある職種の経験を積んだ私は、一般企業も狙える様になってきました。

「今は、福利厚生がちゃんとしていない所に誰も応募なんかしませんよ!」

「売り手市場の今がチャンスです!」

エージェントのおじさんが、最近の傾向を色々教えてくれました。

これまで、私は、劣悪な環境で働くのが当然と思ってきましたが、どうやら世間では、新しい風が吹いている模様。

確かに、今現在働いている職場も採用難。

この前やって来た新入社員は、62歳の元スチュワーデスで、Excelとwordが全くできません。

彼女に仕事の引き継ぎをしているアルバイトのお爺さんは、いつも嘆いています。

「ワシ、仕事の話に辿り着けへんねん!」

永遠とパソコン教室講師状態のお爺さん。

しかも、長い間専業主婦をやっていた為、仕事勘を取り戻すのにも苦労している様子。

有給休暇を取得し始めた私に、ボスが探りを入れてきます。

「体調不良が理由かな?」

ただただ、微笑んでお茶を濁す私。

福利厚生も無く、薄給で、パワハラボスの居る職場で、誰が長く働くものか!

心の声は、そんなところなのでした…。

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