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麻痺した感覚

現在、私が働いている職場。

創業当時のメンバーと若者で構成されており、中間層があまりいません。

特に、実務チームは、上手く人材をマネジメントできる従業員がおらず、ボスの悩みの種となっています。

そこで、手っ取り早く、リーダークラスの従業員を何人か雇おうとしているのですが…。

思うに、このクラスの人達が職場に定着するのは困難。

私も、職種経験が浅いから、この職場に居る様なものです(笑)。

なにしろ、創業時のメンバーであるチームリーダーの癖が強すぎるのです。

彼女、とてもヤンキー的。

その取り巻きの人達も、そんな感じ。

取り巻きの人達の口癖は、「この、クソが!」。

普通(?)の組織で働いていた人達は、きっと驚くことでしょう…。

1日に何度も、「クソ!」という言葉を聞かされるのですから。

チームリーダーと取り巻きの人達は、排他的。

新人さんが入社しても、知らん顔。

自分達だけで、職場を仕切っています。

先月入社したばかりの新人さん。

彼女、超ベテラン。

ボスは、皆をまとめてくれることも期待していたのですが…。

昨日、私に「退職したい!」と発言。

リーダーは、彼女を温かい雰囲気で迎え入れなかったばかりか、放置し、「ベテランなんだから、勝手に仕事できるでしょう?」的な態度で接していました。

ちなみに、私は超ブラックな職場の出身者であるため、「まあ、こんなモンでしょう…」と、特に期待感もありません(笑)。

とにかく、経験年数を獲得し、次に繋げれば良い位の感覚です。

新人さんが、私に言いました。

「若い人達は、(この職場は)腰掛けとして良いかも知れません!」

「でも、私は、年齢的に転職が難しくなってきているの…」

「早く次を探さないと…」

「ここでは、成長もできないし…」

「しかも、あの人(リーダー)達に気に入られないと、出世はできないしね!」

「何も知らされていないのに、『当然○○しろよ!』とか、偉そうな事を言って来る人も居るのよね!」

ボスの感覚としては、「従業員は、仕事ができればそれで良いんだ!」というもの。

振る舞いが下品だろうが粗暴だろうが、注意することはありません。

本当に優秀な人材を定着させたければ、職場の雰囲気にも気を配る必要があるのでは?

ボスは、何時この事に気が付くのか?

日常的に麻痺したボスの感覚を正すのに、何人かの犠牲者(退職者)を出す必要があるのか?

まあ、その頃には、私もここに居ないかも知れないのでした…。


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