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反抗力とやら

私の母は、自他共に認めるごんたくれな子供でした(笑)。

変なこと(?)に、母は私に期待しました。

「私の子供だから、きっとたくましい子が生まれて来るに違いない!」

ところが、…。

母の期待は、大幅に外れてしまい…。

皆が私を見て、言います。

「花甘露ちゃんは、エエ子やな~」

これを聞いた母は、超不満げ。

「何が、エエ子か?」

「アンタ、ちっとは、親に反抗してみぃ!」

(はぁ~?)

母から見れば、生命力の無い子供。

それが、私だ(笑)。

毎日を淡々と生きて行く。

それで、良いではないか?

しかし、人生、そう簡単に行くハズもなく…。

大人になった私は、思いました。

母が私に期待したスキルは、この厳しい世の中を生きて行くためには必要なのでした…。

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