母は、姑に言われました。

｢兄弟の中で、一番取り柄の無いのと結婚してからに…｣

｢それでも、あの子（父）が一番綺麗な奥さんをもらったと！｣

父には兄が何人かいますが、皆、それぞれ突出した才能を持っています。

１人は、社長だったりします。

気性の激しい母は、姑に激怒。

｢あの人は、自分の息子の価値も分かっとらへんのかー？｣

｢私が、カスを掴んだと言いたいんかー？｣

｢私は、お父さんの兄弟の中で、一番良い人と結婚したんやで！｣

｢他のは、好かん！｣

父は、総合力の高い人間であるが故、一見、普通に見えてしまします（笑）。

しかも、その頭の良さに反して、風貌は隙だらけ（笑）。

祖母は、父のことを｢バカ助｣と呼びながらも、｢あの子が一番可愛い！｣と公言。

愛され力は、抜群です（笑）。

そもそも、あの超難関人物（？）である母と一緒に暮らせているだけでも、凄いのです…。

父が言いました。

｢お袋も、そんなに息子のことを卑下することはなか！｣

父には、他の兄弟には無い、奇妙な余裕感が漂っています。

そして、いつも上機嫌🎵

超大人の父は、兄弟から｢大仏｣と言われてしまう始末。

母方の祖母まで、父の熱狂的なファンと化し、｢アンタのお父さんに会うからには、ちゃんとお化粧をせなアカン！｣と、生き生きモードへ突入。

これには、母も呆れた様子…。

｢あの力、どこから湧いて来るんか？｣

勝手に騒がれる星の下に生まれた父。

まったく罪作りな人なのでした（笑）。