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あなたに遠慮は似合わない

今日は、今月末に退職する総務の小悪魔女子に渡す餞別の品を買いに出かけました。

28日が最終出勤となる彼女。

この日は、彼女とアルバイトのお爺さんと私の3人で、お別れランチをすることになっています。

小悪魔さんは、色気ムンムンの超モテモテ女子です。

このことが災いして、コンサルチームのボスから、怪しげなアプローチを受けることになってしまいました。

さらに、彼が彼女をえこひいきしたことから、他の従業員達の反感を買ってしまい、彼女の立場は大変危ういものに…。

小悪魔さん自身は、ボスの怪しげな振る舞いに大変苦しんでいたにも関わらす、誰もそのことに思いを馳せることはありませんでした。

「アイツ、上手くやりやがって!」

「アイツだけ、いい思いをしやがって!」

皆、光の部分しか見ていません。

よく、「美しい人は、その様に見えないよう、配慮すべきだ!」 などという意見を聞くことがあります。

小悪魔さんは、この様な意見に、耳を傾けるタイプではありません。

「何で、私がダサくしなければならないんだよ~!」

「美しくて何が悪いんだ?」 的な小悪魔さん。

大変オシャレな彼女は、その美しさに益々磨きをかけています。

このことが、さらに同性の敵対心を煽ります。

小悪魔さんは、戦う女。皆の攻撃に屈するどころか、叩かれれば叩かれるほど、怪しく輝きはじめます。

「妬まれているウチが華!」 

小悪魔さんがしおれている姿なんて、想像もできないのでした(笑)。

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