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あなたの組織には何が足りない?


先日、「師匠ch」にて、短い時間でしたが、オンラインセミナーをさせて頂きました!

20名超の方々が最後まで参加して下さったようで、嬉しかったです^^
(質問も多くいただきました!)

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私が10年以上前からコーチングを本格的に学び・実践し、それを組織運営に生かそうとした時にどのような発想で取り入れていったか。その実践知は、その後ここ数年の研修,コンサルティングにも大きな影響を与えています。

オンライン師匠講座


個別コーチングを行う上で、常に常に直面せざるを得ないのは、クライアントの成功と発展ーそしてそれに向かう行動。

人はなぜ動くのか?(or 動かないのか)

その行動推進のために、我われコーチはいったい何をしているのか?

契約関係にあるコーチークライアントですら、そう。
ということは、特に個別の契約関係にある訳ではないチーム運営では、人は自分の思った通りに動く、なんてことは幻想であることは、容易に想像がつく訳です。


オンライン師匠講座1

組織やリーダーは、もちろん良かれと思って、評価制度やマニュアルなどを整備しようとします。もちろん、これは大事。しかし、これを整えたからと言って、スタッフのモチベーションが上がる訳ではない、という事実!

そうなんです。現代では、日々の当たり前の業務の中で、自然発生的にモチベーションが上がるなんてことは無いと言ってもいい。だからこそ、「あえての仕掛け」が必要なのです。



動機づけには、大きく分けて「外的なもの」「内的なもの」の2種類があります。

価値観が大きく変わった現代では、特に「内的な動機づけ」が極めて大事になります。しかし、職場内において、その仕掛けはほとんど無いと言っても良いでしょう。

オンライン師匠講座2

性悪説ではないですが、とにかく人はほとんど動かないと言ってもいいですからね笑

「これやって下さい」でその通り動けば世話ない。


たとえば、今だとマイナンバーカード作成推進のために「マイナポイント」5000円分上限の付与をキャンペーンしています(これをもってしても、申込は低水準にとどまる...)。

○○payや各フリマアプリでも、利用推進と活性化のためにポイント還元キャンペーンなんてやってます。これも私たちの行動の動機づけですよね。

何よりこのnoteだって、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というミッションどおり、投稿したりアクションをする度に、色々なメダルがもらえたりする仕掛けがある。とてもよく考えられた設計がなされています。これは「承認」であり、「楽しさ」の演出です。それイコール「快感情」なわけで、だからこそ、人の行動は無意識にnoteを利用する、という動きになっていく訳です。


さぁ、あなたの組織には、これに値する取り組みや仕掛けって、ある??



私は、組織にコーチング的文化を育ませるために、このような取り組みを実際にやってきました(これだって、もう10年も前の話しです)。

これをした大きな意図は3つあって、「風土としてのポジティビティ(前向きさ)づくり」「認めるー承認を大事に(否定しない)」「EFー楽しさ、笑い、ゲーム性を大事に」ということです。

オンライン師匠講座3

いや、もちろん、これをやってそんなに激変したのか?職員は1人も辞めなかったのか?と言われれば、否ですが、なにより「無策」はもっとも良くない。とにかく、手を変え品を変え、仕掛けをしていくこと。



まとめとしては、とかく将来が不安でストレスフルになりがちな職場だからこそ、「感情」ファーストな運営を考えなくてはいけない。特に経営者・管理職がその重要性を理解して、現場展開していく必要がある。

コーチング研修をすれば組織の雰囲気は良くなるのか?そんな訳がありません。本質はどこにあるのか、ということです。


もちろん、人は環境さえ整えば動く、という側面がある一方、人はあわよくばサボりたく、飽きっぽく退屈しやすい性質も持っています。じゃあ、どうしたら動くのか??

オンライン師匠講座4

例えば、多くのYouTuberは、その番組の後に必ず「もし気に入ったら"いいねボタン"もしくは"チャンネル登録"を押してください」と言ってます。そんなこと分かり切ってる、と思ってもなお、です。そうやって目の前の人の行動を促してる訳です。(黙ってたら、何もせずに通り過ぎてしまいます...)


もちろん、今おかれた立場や役割によって、それぞれの難しさはあるでしょうが、それはもちろん分かった上で、『あなたが今スグ出来ることって、何でしょうか??』

単に「知ってる」、と「実際にやる」とでは大違いです。


今回のシェアが、少しでもあなたのお役に立ったとしたら嬉しいです。




こちら「オンライン師匠」サイトに、私のインタビュー動画が掲載されています!ぜひご覧ください。↓

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https://online-shishow.com/lecturers/13


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