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【昔話】2002 年の収支と投資

最初に書いた通り、私は 2002 年から投資を始めました。どのように資産が増えてきたのか、もしくは無駄遣いをしてきたのかを振り返るため、1年ごとに家計簿を見ながら昔話をします。


資産・収支・含み損益

この記事と同じ集計方法で集計を行いました。

2002年の集計

年間収支は 242,249 円でした。

なお、含み損益は推定値です。

特筆すべき出費

就職時の借入金

2002 年に就職したのですが、就職した段階でクレジットカードの残高がそれなりにあり、手元の貯金と合わせても借り入れのほうが多い状態でスタートしています。確か Sony VAIO C1 というノート PCを買ったと記憶しています。

新車購入

ルール上、長期のローン残高は上記の表にはあらわれていませんが、9月には軽自動車とはいえ新車を購入しています。 関東に就職したとはいえかなり都心から離れていて、休日狭苦しい部屋に閉じこもらずに生活するには移動手段が必要でした。駐車場も安い地域だったので維持費は引っ越すまで年間 200,000 円程度ですが、節約を心がける人ならまず取らないアンチパターンでしょう。

社員寮

住居は社員寮で、このころは 10,000 円くらいでした。この時点では絶対額が抑えられていて結果的に収支の改善には役に立っていました。
ただ、八畳の二人部屋、風呂トイレ共同、自由に使える炊事場はなく寮の食堂がやっていない日は外食で三食まかなう必要がありました。寮のわりに通勤が1時間以上かかったり、部屋に居たくなくて自動車が必須になったり、外食で食費がかさんだりと、お値段なりの耐乏とそれを補う出費の原因になっていたようにも思います。

投資

8 月から持株会を 15,000 円、住宅財形を 10,000 円ずつ積み立て始めました。 8 月から開始なのは、開始募集が年に 1 回しか行われなかったからだと思います。当時の会社の業績はあまりよくなかったので、年末に向けて株価は下がり気味になり、いきなり 16,000 円前後の含み損で年を越しています。

なお、含み損益は記録されている持株会拠出額と当時の株価の代表値で計算したものです。また、持株会は当時積立額の 10 % ~ 20 % の奨励金が出ていたはずですが、翌年まで記録されていません。

財形は奨励金もなく、利子もほとんどつかなかったのでメリットはありませんでした。

当時はあまり知識がなく、過去に見聞きした情報で何となく始めています。

家計簿

自分の散財状況を反省するため 6 月からちゃんと家計簿をつけ始めました。

でもまだつけることだけで満足していて、どれくらい貯めるべきとか、こんなに使ってたら立ち行かなくなる、などといった反省はしていません。それどころか、入社時にあった負債のなくなるめどが立つ前に車を買ったりしているので、家計簿の残高を見てどれだけお金を使えば貯金がゼロになるのかを確認していた節すらあります。

なお、給与明細やカードの請求書など 4 月、5月分のデータも多少あったので4月分から表になっています。

まとめ

20 年たった今から振り返ると、社会人 1 年目でよくわからないまま散財したり、投資(?)先を選んだりしてお金についての知識が全くないのがよくわかります。

いきなりクレジットカードを使ってマイナスから新生活を始めていたり、よくわからないまま持株会で積み立て始めて 20 % もの含み損を抱えたり、この青年の行く末は大丈夫なのか心配になります。

それでも、積み立てを始めたり家計簿をつけたりと涙ぐましい努力をしていて、自分のことながら褒めたい気分もあります。


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