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暁月

そうなんです。

この度、まどかに名字が爆誕しました。
おめでとう。ありがとう。

そもそも「まどか」という名前。

漢字で書くと "円" ですが、字の通り、

・まるいさま
・円満であること
・おだやか
・やすらか

というような意味があります。

まどかとの空間が、やすらぎの時間であるように

そばにいることで、おだやかな気持ちになれるように

身を 心を 擦り減らすほどに頑張りすぎたとしても
欠けてしまったところを抱きしめて、なおして、
まあるくできるような セラピストになりたい

そんな願いを込めて名付けました。

良い名前だねと言っていただけるので、嬉しいです(*´ω`*)




ただ、今後も「シンプルに下の名前のみ」でやっていくのであれば、

aiko さん

ひろゆき さん

照英 さん

くらい活躍できなければ、
下の名前オンリーで名乗る資格は無いと
自分に対して勝手に思っているので

(比べる対象ではないだろう。CV:キートン山田)


例えばこういった表現の場において、
もう少し "This is me." な感じで
分かりやすいアイデンティティの象徴である
名字があったらいいかなと以前から考えていたところ、
ある大切な日の明け方、天から授かりました。


まどかが授かった名字は

「 暁月 」

読み方は "あかつき" です。


「暁月」自体は、 明け方の月 を意味します。


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暁月は、万葉集にも使われている古語のひとつです。

しぐれ降る 暁月夜 紐解かず恋ふらむ君と 居らましものを

<現代意訳>
しぐれ降る暁の寒い月夜だから、まえに逢ったときに結んであげた下紐を解かずに私のことを想ってくれているだろうあなたと、一緒に居られたらうれしい。

―― 万葉集 第10巻 2306番 読み人知らず


さ夜更けて 暁月に影見えて鳴く霍公鳥 聞けばなつかし

<現代意訳>
夜が更け渡って明け方に出ている月に影が映し出されて鳴くホトトギス、それを聞いていると興が尽きない。

―― 万葉集 第19巻 4181番 大伴家持作


まどかは月を観るのが趣味のひとつです。

毎晩、必ず空に浮かぶ月を観ては、その日のことを振り返ります。


これは自分で撮影した夜の月。もっと上手く撮れるようになりたい…


まどかが普段お給仕している時間は、
ほとんど夜~明け方なのだけど、
お給仕後、帰路につく頃にちょうど
薄明るくなってきた綺麗な空に、やさしい月が浮かんでいるのです。

まさにそれが 「暁月」

夜空をやさしく照らす月も勿論美しいですが、
明け方まで残っている暁月は、
心を優しく包み込んでくれます。

あなたにとって、まどかもそうでありたい。

自分のなかで、必然的なものを感じた明け方、
暁月に心を奪われながら、気付けば涙が溢れていました。
やはり人間は、生まれるときに泣くのですね。


どんなに深く暗い夜でも、必ず夜明けは来る。
きっと人生も同じ。
辛いことだって、ずっと続くわけではない。
信じて走り抜けたその暁には、おだやかな朝の月が迎えてくれる。

綺麗事でもいいじゃないですか。
空気が澄んでいて綺麗じゃないと、暁月は人の目には見えないそうです。


どれだけ遠くにいても、あなたを見守る。

どんなことがあっても、変わらずに味方でいる。

見つめ合えたとき、あなたを優しく包み込む。

夜が明けてからも、あなたが目覚めるまでずっとそばにいる。

あなたにとって、月のような存在になれますように。

授かった名のもとに、そう願いをこめました。

暁月まどか を、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



<追記>
暁月を自分のカメラで撮るにはかなり修業が必要です。。
夜の月を撮るよりも難しい…!
頑張ります。
いつか上手く撮れるようになったら是非見てやってください。

カバー写真は、
先日たまたま立ち寄ったギャラリーで一目ぼれして購入した、
NOZO KAT様 というアーティストのポストカードです。
とっても素敵☆
また是非他の作品もゆっくり鑑賞させていただきます。

Art by : NOZO KAT様


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